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近江八景・矢橋帰帆2011

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  春の快晴に恵まれた日曜日。今日も「電車 & ウォーク」で、まだ桜の残る草津市郊外の琵琶湖南端に位置し近江八景の一つ「矢橋帰帆」の矢橋港跡ヨシ群落保全区域を訪ねました。JR草津駅から東海道と中山道が交差する宿場町を観光して湖畔沿いを歩き、かつて琵琶湖の代表的な「渡港」や「渡し」として栄えた矢橋港跡までのおよそ8kmを歩きました。 ALBUM 2011年4月17日(日) 晴れ  JR草津駅で下車し、旧草津川のトンネルを潜り抜けると東海道と中山道の両方が通っている草津宿に出ます。その「草津宿本陣」の前を通って、さらに「草津市観光物産館脇本陣」から草津宿街道交流館の前を進んでいきます。  そこからしばらく行くと立木神社前交差点にでます。ここで1200余年の歴史を有する「立木神社」に立ち寄り、家内安全を祈願して小休止しました。  立木神社から5分ほど歩き、草津川に架かる矢倉橋を渡ります。さらに5分ほど進むと「矢倉道標」があります。これを目印に右折し、さらにお地蔵さんを右折してJR琵琶湖線の高架下をくぐります。すぐに「若宮八幡宮」の前を通って線路沿いの細い路地を抜け、ここからは住宅街を道なりに進んでいくのですが、少し分かりにくいので、地元の方に尋ねながら行きました。  さらに進んでいくと、左側に「光泉中学・高等学校」が見えてきます。学校沿いを通過して、しばらく進むと県道18号線の広い通りに出ます。さらにここから歩くこと30分。少し歩き疲れたので、目の前の「草津総合病院」に入りました。ここでトイレをお借りして、しばらく小休止することにしました。  病院のロビーでおよそ20分の休憩を取り、再び矢橋港跡を目指しました。「矢橋大橋」に到着したのが午前11時50分でした。もうお腹が空いてペコペコです。  ここから湖畔を歩いて行くと、目的の「矢橋港跡」があります。ヨシ群落保全区域をゆっくりと歩いて行くと矢橋港跡へと到着しました。  とてものどかな場所で、通り過ぎてしまうのがもったいないのですが、どうも、空腹感が邪魔をして、落ち着きません。仕方なくビデオに撮って帰路につくことにしました。  帰路は、裏道の「鞭崎八幡宮」前を通過して、もと来た県道42号線から県道18号線へと入ります。そこに「餃子の王将」の看板が目に入りました。時間は既...

綾部山梅林2011

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  今回も「電車 & ウォーク」にて「綾部山梅林」の観梅を楽しみました。今年の冬の厳しい寒さも緩み、梅の花もほころんでやっと春が来たという感じです。例年であれば、スギ花粉症のひどい私にとっては、この時期、あまり気持ち良く外出する気にはならないのですが、昨年末に受けたレーザー手術のおかげで今のところ全く症状が現れてこないので、その試しもあって、この日は1日かけて出かけてみたのです。 ALBUM 2011年3月5日(土) 晴れ  電車はJR大阪駅から神戸線の網干駅で下車、その後、駅から綾部山梅林行きの臨時直行バスに乗り、およそ20分で梅林入口に到着です。この日は、春らしい穏やかな好天に恵まれたこともあり、大勢の人出で賑わっていました。  入口では「入場券売場」が設置され、甘酒1杯サービス券付で入場料500円となっていました。観梅で入場料の必要なところに行った経験がないので、それだけ見ごたえがあるのだろうと想像して入場した次第です。  この日は、全体的には6部咲きといった感じでしたが、ピンクに咲き誇る梅の花が空の青さとマッチし、山肌を紅白に染める美しさは見事と言うほかありません。  一番奥に行ったところには食堂がありました。ちょうどお昼前だったので、空いている間に先に昼食を済ませることにし、800円の梅ごはん弁当を購入し食堂でいただきました。  綾部山梅林は、農事組合法人「黒崎梅園組合」が営農しており、食堂はこの組合の婦人部の方々が賄っているようです。梅の花の開花に合わせて各種イベントを開催し、関西では「南部梅林」に並ぶ集客数を誇っているそうです。  この日は食堂も大賑わいで、スタッフのご婦人方はとても忙しそうでした。また、お弁当を買い込んで、梅の花の下で宴会するグループや家族連れもたくさんいました。青空の下で梅の花の香りに包まれながら、みんなで宴会するのもまた格別でしょう。  梅林は小高い綾部山を埋め尽くすように植え付けられ、山の中腹や山上からは、瀬戸内海の海が望める素晴らしい風景が広がり、覗かな海の風景と梅の花が絶景を作り出しています。これは他では見られない光景で、入場料500円の価値は十分あると思います。  午後のひと時をゆっくりと流れる時間の中で観梅にふけっていると、全身からストレスが洗い流されていくようです...

大阪・島本2011

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  朝早くから良いお天気に恵まれ、気温も比較的暖かいことから、今日も「電車 & ウォーク」によるハイキングを楽しむために、JRおでかけネットの「おすすめハイキング」で島本駅からの「水とみどりと歴史をたずねて」というプランで行くことに決めました。 ALBUM 2011年2月6日(日) 晴れ  午前8時前に自宅を出発し、島本駅に到着したのが同10時40分頃でした。このままでハイキングコースの「若山神社」から山吹渓谷方面へと向かうと、途中でお昼になってお腹が空くので、先にお弁当を買っていこうと島本駅の東口に出てみました。  ちょうど駅前にローソンがあったので、迷わず入ったのでした。ここで「おにぎり2個」とジュースを買って、再び島本駅の西口から「若山神社」へと向かいました。島本町の役場の前を通っては、しばらく進むと「若山神社」の案内看板がありました。  小野薬品の工場の前を通って更に進んでいくと、今度は名神高速道路の下のトンネルをくぐります。そして、トンネルをくぐると「島本町消防本部」があります。ここまでおよそ45分の道のりです。  ここから若山台団地の前を通っていくと、左折する案内板が掲げられていますので、非常に分かりやすく道に迷うことはありません。案内板に沿って左折し、しばらく進むと再び左折の案内板があります。  ここまで来ると「若山神社」はもうすぐです。続いて右折の案内板があり、ここからは急な上り坂となります。坂を登りきったところで「若山神社」の境内への入口に辿りつきます。  そして、今度は長い石段を登って行きます。およそ5分で境内の平らな広場に出ます。奥へと進むと、そこには由緒ある若山神社の本堂が見えてきます。本堂前からは島本町が一望できます。ここでちょうど正午だったので、ローソンで買ったおにぎりを食べて空腹感を満たしました。  本堂で家族の健康を祈願し、肌着のタンクトップを脱いで汗を押えながらしばらく休憩しました。この日は、少し歩いただけで汗ばみ、春爛漫といった陽気です。  汗がひいたところで若山神社をあとにして、次は「山吹渓谷」を目指します。水無瀬川沿いに進んでいくと、途中、サギの仲間と思われる大きな鳥が、片足で木の枝に止まったままで、じっとしています。様子を見ていると、どうやら真下の川で泳ぐ魚を狙っているよ...

大阪城公園2011

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  今日も天王寺駅から大阪城公園までのウォーキングを楽しみました。今年の冬は例年になく厳冬で、今日の大阪は、最高気温が3℃、最低気温-2℃、それに北西の風10mと風が強く、体感的にも厳しい寒さでした。それでも、私の体は、腰椎の「椎間板ヘルニア」という自転車操業の身、歩くのを止めるとダメになる身体です。だから、こんな寒い日も何か目標を決めてがんばって歩きます。 ALBUM 2011年1月16日(日) 晴れ  それで今日はこんな計画を立てて、知らない道を、歩いて面白そうな道を選んで歩きました。そして、天王寺駅を午前7時20分にスタートしたのです。目指すは「大阪城公園」です。片道およそ6kmの道のりを往復ウォーキングでがんばる計画です。  天王寺駅から地下道を通って天王寺公園の前に出ます。それから天王寺動物園との間の通路を通り抜け、一心寺前を通って谷町筋に出ます。途中、新世界への歩道橋から通天閣がきれいに見えました。以前、天王寺七坂を探索した時も、谷町筋まではこの道を通ったような気がします。ここは通天閣を望むのに最高の場所です。  谷町筋に出ると、もうここからは本町通まで、谷町筋を北に向かって一直線です。天王寺駅を出発して1時間もしないうちにトイレに行きたくなりました。寒さで汗をかかないため、トイレの回数が増えそうです。我慢が出来ずにコンビニでお手洗いをお借りしました。そして、ここで「のどあめ(VC3000)」を買って小休止です。  用を済ませて爽やかな気分になったところで、再スタートを切りました。谷町筋をしばらく進むと、休業のガソリンスタンドで、ゴミをあさる2羽のカラスを見つけました。1羽は、写真を撮ろうとする私を警戒してか、すぐにどこかへ飛び立ってしまいましたが、残りの1羽は、私が7~8mまで近づいても、全く逃げようとしません。都会では人慣れしているハトやカラスが増えているような気がします。  そんな光景をカメラに収めながら、谷町六丁目あたりまで来ました。風が強く寒いことは寒いのですが、かなり歩いた割に疲れを感じません。この調子では、大阪城公園までは平気な様子。自分のその時々の体調に合わせて歩いているためか、まだまだ大丈夫そうです。  そして、午前8時30分頃、ようやく谷町四丁目あたりの本町通交差点までやってきました。ここを右折して...

神戸市・舞子2011

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  今回もJR西日本の「冬の関西1デイパス」を利用して、いつもの「電車 & ウォーク」で、安産祈願の「中山寺」と明石海峡大橋等の世界最高水準の架橋技術を紹介している「橋の科学館」を訪ねる小旅行を計画しました。 ALBUM ~中山寺と舞子公園を訪ねて~ 2011年1月9日(日) 曇り時々晴れ  この日は、風も強く寒さ厳しい1日でしたが、天候はまずまずで、電車を利用しての「駅からハイキング」にはちょうど良い天候でした。  旅のルートは、大阪駅から神戸線で尼崎駅まで行き、ここで福知山線に乗り換えて「中山寺駅」で下車し「中山寺」へ。再び中山寺駅から尼崎駅に戻って「三ノ宮駅」で下車し、ここで昼食を取ってから「舞子駅」で下車、舞子公園内の「橋の科学館」や明石海峡大橋に造られた「舞子海上プロムナード」を観光、その後、大阪駅を経由し、弁天町駅で下車してすぐの「交通科学博物館」を見学して帰路に着くコースとなりました。  それでは、まずは「中山寺」から紹介します。中山寺は「JR中山寺駅」から歩いて15分の所に位置し、聖徳太子の創建によるとつたえられる、わが国最初の観音霊場で、安産祈願で有名な観音様です。到着して、最初に驚いたのは、山門から本堂まで、石の階段以外に「エレベーター & エスカレーター」が設置されていることです。妊婦さんや障害者のために設けられたものだと思いますが、それにしても驚きました。  参拝後、三ノ宮駅で昼食を済ませて「舞子駅」で下車し「橋の科学館」を見学しました。ここでは、日本の架橋技術のレベルの高さに驚愕されることしきりでした。これはぜひ訪れてみる価値ありですよ!  この日の舞子公園は風が強く、その海風を受けて広い公園内を歩くのは、ちょっと一苦労しました。  橋の科学館を見学してからは、続いてすぐ近くにある「舞子海上プロムナード」に入りました。ここは、明石海峡大橋の体験展望施設で、海面からの高さ約47m、陸地から約150m、明石海峡へ突出した延長約317mの回遊式遊歩道となっていて、明石海峡大橋の凄さを体感的にも実感できました。  ここ舞子公園でゆっくりしていると、時間はあっという間に過ぎ去りました。帰りには「交通科学博物館」に寄りたいので、午後3時に大阪方面へと帰路の電車に乗り込んだ次第です。  「交...

京都・大文字山2010

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  ちょうど紅葉狩りのシーズン真っ盛りでもあることから、京都の紅葉を楽しむと同時に、未だ登ったことのない「大文字山」へのハイキングを計画し山歩きクラブの友達に持ち掛けると、快く了解が得られ、本日の出発と相成りました。 ALBUM 2010年11月21日(日)晴れ  早朝午前4時30分起床。前日から準備しておいたナップサックを背負っては、午前5時30分自宅を出発し、最寄りのJR駅へと向かいました。山歩きクラブの友達との約束の待ち合わせ場所である駅のホームに到着したのが、午前6時6分です。すでに友達は待ってくれていました。  早速、到着していた午前6時13分発の電車に乗り込んだのでした。この時間の乗客はまだ少なく、空席も多数ありました。そして、山科駅への到着は、午前8時24分でした。空は気持ち良く青々と晴れ渡っていたのが、とても印象に残っています。  山科の高級住宅地を通り抜け、3年前にも訪れたことのある「毘沙門堂」の前を通過して、ゆっくりと大文字山の山頂を目指します。しばらく歩いて行くと、緩やかに山道へと入って行くことになります。  大文字山は、銀閣寺側から最短距離で登れますが、急傾斜のため非常に疲れると思います。でも、山科側から登ると傾斜は緩やかなことから、時間はかかりますが、こちらの方が私には向いています。1本道を進んでいくうちに「後山階陵遺跡」の石碑の前で三差路に分かれます。そこを右に行くと「大文字山」と書かれた道標があるので、すぐ分かります。  山道にしては道幅も広くて、本当になだらかで歩きやすいのです。この辺りは人工林の杉林を通過して行くことから、たくさんの杉の木の合間を進んで行きます。中には間伐をして少し手入れをしている山林もあります。ここでは林業をされている方もいるのでしょう。そんなことを思いながら山科駅から30分が経過しました。  そして、さらに進んでいくと一部には道幅の細い部分がありますが、また杉林の人工林の中に出て、広々とした林道へとそんな繰り返しを何度か重ねながら、すぐにまた暗くうっそうとした所を通過していく場所に出ます。ここからまた30分程度経過して、30歳位の若い人がひとり追い越して行っただけで、他に出会う人はありませんでした。  途中で見つけた道標には「京都一周トレイル」と書かれており、ここが「東山コース...

レトロ浪漫中之島2010

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  早朝から出発しようと予定していたが、予想外の小雨。何時間待っても降ったりやんだりを繰り返し、結局、おひさまが顔を出したのは午後からでした。大阪の中之島なら午後からの出発でも大丈夫だろうと、昼食後すぐに出かけたのでした。今回は、大阪まち歩きでおなじみの「レトロ浪漫中之島」の散策です。 ALBUM 2010年11月7日(日)雨のち晴れ  天王寺駅から地下鉄「御堂筋線」に乗り継いで「淀屋橋駅」で下車すると、そこはレトロな建物が立ち並ぶ昔にタイムスリップできるまちなのです。  淀屋橋の橋の上からは、土佐堀川をすべるように走るアクアライナーが見えました。これもまた「水の都」の大阪らしい風景です。  淀屋橋を渡って中之島に入ると、すぐ右手に大阪市役所があります。現在の大阪市役所は、大正10年に建てられた旧大阪市役所本庁舎が建て直され、1985年(昭和60年)に完成したもので、現庁舎のロビーには、当時使われていた彫刻やステンドグラスが飾られているそうです。平日の業務時間内に、一度見に行ってみたいと思います。  続いて、大阪市役所の西向かいに見える、これぞレトロな風格ある建物と言えるのが「日本銀行大阪支店」です。建築年は、1903年(明治36年)で、設計が辰野金吾、葛西万司、長野宇平治によるものだそうです。レンガと石造りの立派な建築です。100年以上も経過しているというのに、その威風堂々とした風格は、経年変化を感じさせません。  今度は、淀屋橋を南に戻り「大阪倶楽部」へと向かいました。大きな住友ビルディングの角を曲がっては、車の通行が少ない通りへと進んでいくと、左の角にレトロな趣の建物があるので、すぐに発見できます。  この大阪倶楽部は、「大阪まちあるき」によると、建築年が1924年(大正13年)で、設計が片岡建築事務所(安井武雄)によるものと記されています。各部に飾られた彫刻は、今もあせていません。  次に「綿業会館」へと向かうのですが、広い御堂筋を通って行く途中に、とっても面白い建造物がありましたので、紹介します。  その踊る姿の滑稽さに笑いが止まりませんでした。なんでまた、こんな大通りのど真ん中に建てたのか、大阪人でなければできないことかもしれません。  御堂筋を備後町通りへと信号を渡ってしばらく進むと「綿業会館」が...