投稿

ラベル(花の旅)が付いた投稿を表示しています

高見の郷2023

イメージ
2023年4月11日(火曜日) 晴れ  花の咲く時期は限られています。特に桜は咲いている期間が短いため、品種に応じてその時期を見定める必要があります。ここの桜は、それがちょうど、この2~3日でした。絶好の機会を逃さないようにと天気予報を調べてみると、昨日が最高だったように思います。  行く方法についても、当初は車で行こうと思ったのですが、現地の状況をインターネットで調べてみるうちに、車では小さい駐車場がいくつも点在していることと、それに山上まで歩くことにしているので、そうなると入口に一番近い第1駐車場に駐車するのが最善です。が、限られた駐車スペース、そこに満開時期に訪れる人が集中するとなれば満車の確立が高いと予想されることから、結局、ツーリングも兼ねてバイクで行くことにしました。  午前7時10分に自宅を出発し、途中、コンビニでトイレ休憩を兼ねて山上で食べる「紅鮭おにぎりとメロンパン」を買いました。  天候に恵まれて、現地まで最高のツーリングを楽しむことができました。ツーリングと言っても、以前乗っていた大型バイクではなく、125ccの原付二種スクーターなので、京奈和道自動車道の通行はできません。よって、国道24号線等の一般道を利用して行くことになるのですが、この日は平日で車も少なく快適に走行することができました。  そして、目的の「高見の郷」第1駐車場へ着いたのが午前10時頃でした。自宅から約3時間での到着です。  第1駐車場からは入口で入場料1,000円を支払って、山上までおよそ600mの坂道と階段を歩いて登りました。  私はゆっくり歩いて登り、途中の景色をカメラに収めたいだけです。でも、この日は朝(出発時)との気温差が激しく、坂道を登っていく途中でシャツ1枚になりました。 ここから先の素晴らしい風景は「 Googleフォト 」でご覧ください。 【YouTubeで動画もご覧いただけます】  撮影中は結構な汗をかいたので、帰路での走り出しは少し寒く感じました。それでも山を下って市街地に近づく頃は、今度はちょうど良い気温となって、気持ち良く走行して帰ることができました。  近年は季節外れの気温となる日が多く、本当に服装の選択に困ります。でも無事帰ることができ、また、好天に恵まれ最高の花見ができたので、往復7時間によ...

滝谷花しょうぶ園2022

イメージ
2022年6月13日(月) 晴れ  今年も、花の郷「滝谷花しょうぶ園」へ花しょうぶの観賞に行ってきました。 ALBUM  昨年来たときは、花のつきが良くないので、また来年にでもお越しくださいと「無料招待券」を頂きました。それを利用させていただきました。  しかし、今年も昨年とほとんど変わらず、年々作付面積が減少しているようです。管理者等の高齢化が進んで、広大な農園の維持管理が難しくなっているのではないのでしょうか。 以前( 2008年 )訪れた時とでは違いが歴然で、迫力の衰えを感じます。  ここは日本の原風景の様で、私の好きな場所です。なんとか問題を克服し、以前の活気溢れる花の郷を取り戻してほしいと思います。

滝谷花しょうぶ園2021

イメージ
2021年6月10日(木) 晴れ  花の郷「滝谷花しょうぶ園」へは、 13年前の2008年 に電車を利用して、妻と二人で訪れたことがあり、あの印象深く見事に咲いた状況を今回は動画に収めたくて、再訪問した次第です。  京奈和自動車道ができたことから、自宅からのアクセスも容易になり、また、梅雨の中休みとあって天候にも恵まれたので、思い立ったように出かけたのでした。  ところが、入園券を購入時に「今年は不作なので、招待券をお渡ししています。いつでもいいので、また是非お越しください」と、無期限の招待券を頂きました。  入場してみて、なるほど!そのとおり不作だと言うことが、13年前に比べれば、これは比べ物にならないほどの状態でした。  もちろん、作付け作業の怠慢ではなく、自然が相手なのですから止むを得ないと思います。でも、少し残念な思いは拭えません。今回は諦めて、頂いた招待券で再々訪問するしかないですね。  それでも、行って良かった!😃帰り道で「楽しい案山子」に出遭えました。

仁平寺あじさい観賞2021

イメージ
 和歌山県の有田市にある「仁平寺」(にんぺいじ)はあじさいが咲き誇る名刹。別名「アジサイ寺」ともいわれ、境内に生育する約1,000株のあじさいが満開になる景色は、まさに圧巻。5月下旬~6月下旬が見ごろです。 【以上、観光情報サイト引用】  観光情報サイトには以上のように紹介されており、私も自宅から車で1時間弱で行ける所に「あじさい観賞」ができる寺院があることを初めて知ったので、今回、早速行ってみました。  初回の5/25には、まだ見ごろには少し早かったことから、一部の品種しか咲いていませんでした。 5/25撮影動画YouTube  そこで、1週間以上が経過した6/3に再訪問した次第です。  この日は、ほとんどの品種が見事に咲き誇り、特にガクアジサイがちょうど見ごろでした。  しかし、平日ではありましたが、訪れる人に出遭うことも無かったことから、ここは幹線道路からの案内表示もなく、また、道が狭くてアクセスにやや難点があるため、それほど認知度が高くないのかもしれません。 日本神社・寺院検索サイト  八百万の神 ありだの観光情報  仁平寺(にんぺいじ)

吉野山2019

イメージ
  4月も中旬を過ぎてやっと暖かくなってきたので、以前から一度は行ってみたいと思っていた一目千本で有名な奈良県は吉野山への観桜に行ってきました。吉野山の桜の開花は、下千本、中千本、上千本、そして奥千本と、暖かくなるにつれて山裾から徐々に山上へとおよそ一か月かけて咲いていくとのことなので、開花情報を調べてこの日に決めました。 ALBUM 2019年4月16日(火) 晴れ  電車を利用して近鉄「吉野駅」に到着したのが午前9時30分頃でした。自宅から徒歩で午前6時に出発したのですが、電車の待ち合わせ等も含めて約3時間30分と結構時間がかかりました。  天気は上々で、出発時は肌寒く感じましたが到着時は少し暑く感じるほどでした。吉野駅のすぐ目の前にロープウェイがあるのですが、乗らずに歩いて登っていきました。  「七曲り」を登っていくとちょうどロープウェイが見えました。歩いて登っていくのは疲れるようですが、時間は十分あるので、桜を観ながらゆっくり歩いて登っていくほうが楽しいように思いました。  桜は、下千本はやや散りかけてはいましたが、奥千本目指して登っていくうちに遠くの山々に咲き誇る様子が見えてきます。  ロープウェイの吉野山駅を過ぎたあたりからは、道の両側にたくさんの飲食店や土産物店が立ち並び観光客でにぎわいを見せていました。中にはチラホラ外国人観光客にも出遭いました。  立ち並ぶ商店の裏側にある谷の向こうに眺めの良い場所があり、中千本エリアの桜が満開に咲き誇っているのを眺めることができます。飲食店の座敷からも眺められるように造られていて、店のおかみさんのお客さんを呼び込む声が辺りに響き渡ります。  商店が途切れた辺りから上千本エリアとなって、桜は更に綺麗さを増しました。この辺りから坂も少しきつくなってきます。  それでも、綺麗な桜を眺めながら登っていくと、その疲れもあまり気づかずに済んでいるようです。中には私よりもご高齢に見える方々が軽々しく登っていくのを見ると、そう疲れを見せるわけにもいきません。  この日は上千本エリアが見頃で、ここからの遠景も最高です。周りを見渡すと、誰もがカメラを構えてシャッターを押しています。  振り返って中千本エリアを見渡すと金峯山寺の大本堂が見えます。そして、驚きました。なんと!ここをず~っと登...

荒山公園観梅2019

イメージ
2019年2月26日(火) 晴れ  2019年も早二か月が過ぎようとしています。そんな中、例年ではまだまだ寒さが残る季節ではありますが、今年は温かくなるのが早いようで特に今週は暖かさが増し、最高気温も15℃を超えて春の様です。 ALBUM  そんな暖かい日を利用して観梅をしようと、梅の花の見頃としてネット情報を検索してみたところ、堺市の泉北高速鉄道「泉ヶ丘駅」から徒歩30分程にある「荒山(コウゼン)公園」が満開を迎えていることを知りました。  そこで電車 & ウォークにて早速行ってみることにしました。荒山公園は、自宅からはJRを利用して途中、南海電鉄泉北高速鉄道に乗り換え「泉ヶ丘駅」を下車し徒歩30分の所に位置します。  定年退職を迎えてからは毎日日曜日なので、平日の空いた日時を利用できるのが有難いです。午後2時頃に現地に到着したのですが、流石に満開とあってたくさんの観梅客で賑わっていました。  またこの日は特に温かく、シャツと薄いセーターにウインドブレーカーを着て行ったのですが、駅から現地までのウォーキング途中は少し汗ばむほどでした。

賀名生梅林2017

イメージ
  春も間近となる3月の3連休の中日に、電車 & ウォークで奈良県は五條市の「賀名生(あのう)梅林」への観梅に出かけました。 ALBUM 2017年3月19日(日) 晴れ時々くもり  本日の同行者は、私の妻と友達W氏です。旅程ではJR和歌山線の五条駅からバスに乗り換えて「賀名生和田北口」のバス停で下車することにしていましたが、事前に調べていったバスの時刻表が休日と平日を間違えたものだから、予定していた11:31発のバスがありませんでした。 =D---(o_ _)o 大失策!!  止むを得ず、ちょうど駅前で待機中のタクシーを利用して向かいました。約20分の乗車で2,800円ほどかかってしまいました。 (p>□<q*))  到着後すぐそこが「賀名生梅林」でした。目の前の坂道を登っていくにつれ、白やピンクの梅の花が山の斜面一面に満開に咲き誇っているのが見えてきました。  しかし、今日は予想以上の暖かさで気温は16℃もあり最高の観梅日和なのですが、坂道を登っていくうち、しんどいのと暑さから山上までは行けず、途中で引き返して沿道に入り、駅で買った持参のお弁当にて昼食としました。  昼食後、ゆっくりと観梅しながら下山しバス停まで戻っては帰りのバスの時刻を調べると、次のバスは14:53発しかありません。現在時刻は13:30です。山の中の何もないところで、これから1時間20分もどうやって過ごせばよいのでしょう!?  まず、バス停前の食堂で30分コーヒータイムで潰し、その後、沿道の出店でお土産の焼栗を買い、歴史民俗資料館の周辺を散策してどうにか過ごしました。  バス停に戻ると、なんと!すでにおよそ50人の列ができていました。そして定刻にバスは2台到着しました。2台とも満車で出発し、五条駅までは400円/人でした。  帰りの電車は五条駅を15:36に出発し、和歌山駅へは17:05到着です。電車内では気持ちよく、田井ノ瀬駅付近まで爆睡でした。  そして、和歌山駅前近鉄地下の中華「可口楽(かくら)」にて夕食にW氏おすすめの「野菜たっぷりちゃんぽん」を食べて帰りました。とても美味しく頂きました。  そんなわけで、3連休の中日の晴天の暖かい一日を、電車に揺られてのんびりとゆっくりと過ぎていく時間を楽しむことができま...

綾部山梅林2011

イメージ
  今回も「電車 & ウォーク」にて「綾部山梅林」の観梅を楽しみました。今年の冬の厳しい寒さも緩み、梅の花もほころんでやっと春が来たという感じです。例年であれば、スギ花粉症のひどい私にとっては、この時期、あまり気持ち良く外出する気にはならないのですが、昨年末に受けたレーザー手術のおかげで今のところ全く症状が現れてこないので、その試しもあって、この日は1日かけて出かけてみたのです。 ALBUM 2011年3月5日(土) 晴れ  電車はJR大阪駅から神戸線の網干駅で下車、その後、駅から綾部山梅林行きの臨時直行バスに乗り、およそ20分で梅林入口に到着です。この日は、春らしい穏やかな好天に恵まれたこともあり、大勢の人出で賑わっていました。  入口では「入場券売場」が設置され、甘酒1杯サービス券付で入場料500円となっていました。観梅で入場料の必要なところに行った経験がないので、それだけ見ごたえがあるのだろうと想像して入場した次第です。  この日は、全体的には6部咲きといった感じでしたが、ピンクに咲き誇る梅の花が空の青さとマッチし、山肌を紅白に染める美しさは見事と言うほかありません。  一番奥に行ったところには食堂がありました。ちょうどお昼前だったので、空いている間に先に昼食を済ませることにし、800円の梅ごはん弁当を購入し食堂でいただきました。  綾部山梅林は、農事組合法人「黒崎梅園組合」が営農しており、食堂はこの組合の婦人部の方々が賄っているようです。梅の花の開花に合わせて各種イベントを開催し、関西では「南部梅林」に並ぶ集客数を誇っているそうです。  この日は食堂も大賑わいで、スタッフのご婦人方はとても忙しそうでした。また、お弁当を買い込んで、梅の花の下で宴会するグループや家族連れもたくさんいました。青空の下で梅の花の香りに包まれながら、みんなで宴会するのもまた格別でしょう。  梅林は小高い綾部山を埋め尽くすように植え付けられ、山の中腹や山上からは、瀬戸内海の海が望める素晴らしい風景が広がり、覗かな海の風景と梅の花が絶景を作り出しています。これは他では見られない光景で、入場料500円の価値は十分あると思います。  午後のひと時をゆっくりと流れる時間の中で観梅にふけっていると、全身からストレスが洗い流されていくようです...

滝谷花しょうぶ園2008

イメージ
  今日は梅雨の中休みか?予報では絶好のおでかけ日和で晴れの1日となりそうです。そうだ!「花の旅」の第二段として、ちょうど今が一番見頃の花しょうぶを見に行こう!いつものとおり思い立ったが吉日です。 ALBUM 2008年6月15日(日) 晴れ  手っ取り早く身支度を済ませては、午前9時過ぎにJR駅へと向かいました。目指すは、今年の6月の目標に掲げていた「花の郷滝谷花しょうぶ園」です。ここは奈良県宇陀市にあり、電車ではJRから近鉄大阪線に乗り換えて「三本松駅」で下車し、駅前より奈良交通直行バス「滝谷花しょうぶ園行き」で約7分の所です。  午前11時45分頃、駅で買ったお弁当を電車内で食べて早い目の昼食としました。三本松駅到着は午後12時40分頃でした。下車後、駅前にはちょうどバスが発車時刻を待っていました。乗車人数は私を含めてわずか3人と空いていて、5分と待たずに出発です。  駅前から国道に出るまでの道路は狭く、大丈夫かなぁ…との思いをよそに、運転手は軽やかなハンドルさばきで「花の郷 滝谷花しょうぶ園」へとあっと言う間の到着です。  早速、入園券を購入しては待望の入園です。バスにはわずか3人と少ない乗車人数でしたが、園内に入るとたくさんの人で賑わっていました。通路を進んでいくと、すぐ左手には小さな作りの池があります。池の中には、可憐に咲く多数の花しょうぶが、見事な花弁を誇らしげに見せていました。  おおーっ!すごい!きれいですねぇ~!!でも、驚くのはまだ早かったようです。  更に通路を進んでいくと、広い谷合の一面を埋め尽くすように咲き乱れる花しょうぶに目を奪われます。その美しさは、見事としか言葉では表現できません。ここからは、多種多様の花しょうぶにカメラを向ける人でいっぱいでした。  約2時間を園内で過ごした後、帰りは三本松駅へとゆっくりと歩いて向かいました。宇陀川までの道沿いには、延々とたくさんのアジサイが植えられていましたが、この日は開花時期には少し早いようで、まだほとんどがつぼみの状態でした。  道沿いにある「海神社」の前を通り、宇陀川に架かる橋を渡るともうすぐに国道165号線を渡る信号が見えます。更に国道を渡って細い道路を進むと、三本松駅への案内標示が立っています。滝谷花しょうぶ園からは約20分の道程です。  近...

宇治・平等院2008

イメージ
  長く辛かった花粉症もやっと治まり、今年の「電車 & ウォーク」の目標にしていた「花の旅」の第一歩として、この時期はやっぱり藤の花。藤といえば、房が大きくて有名な「宇治・平等院」でしょう。ところが、事前に平等院のホームページで下調べをしていると、残念ながら「今年の藤の花つきが悪く、ご期待に沿えない可能性が高いと思われますので、ご来院の際にはご留意いただきますようお願い申し上げます。」と書かれているではありませんか。 ALBUM 2008年5月3日(土) 晴れ  「大丈夫かなぁ…?」少し不安な気持ちを抱きながらも、週間天気予報は晴れマーク!ゴールデンウィークの中日でもあり、混雑を想定して電車は特急指定席券を購入し準備も万端なことから、藤が期待はずれなら「つつじ」にすればいいや!ってことで、目的地は「宇治・平等院」で変更はありません。  JR特急に乗り込んでは、一気に京都駅へと到着です。ちょうどここでお昼時。「腹が減っては戦が出来ぬ!」京都で先に昼食を済ませては、宇治・平等院へと向かいました。平等院は、京都駅からJR奈良線に乗り換えて30分程の宇治駅で下車します。  駅を下りると、宇治茶で有名は茶店が立ち並んでいます。それらを見ながら、ゆっくり歩いて行くと平等院表参道に出ます。道の両脇に立ち並ぶお土産などのお店を見て楽しみながら、宇治駅からは15分弱で平等院へと到着です。  表門を入ると、既に拝観券を求めて並ぶ長蛇の列ができていました。ところが、並んで待つこと15分と、まだ比較的短時間で入ることができてラッキーではありました。早速、期待の藤棚へと向かうと、心配していた藤の花つきも、それを跳ね返すかのように大きな房をつけて見事に咲いていました。  どこから見ても、どこの藤棚にも負けないほどの大きな房と花つきで、平等院のホームページに書かれていた「ご期待に沿えない可能性」など全くありませんでしたが、例年は、これよりもっと素晴らしいと言うことなのでしょうか。  藤の花の素晴らしさにしばらく見惚れながら、次に「鳳凰堂」の内部を拝観したくて拝観券を買いに行くと、ここではなんと「1時間待ち」の表示が…。この日は真夏を思わせるほどの暑さで、とても、ここでの1時間待ちはちょっときついため、止む無くあきらめました。  ここは、7年前にも訪...

月ヶ瀬梅渓2007

イメージ
  今年の「電車 & ウォーク」による独り旅のテーマを「花の旅」と題して、まず手始めに、前回は「石山寺」の観梅へと出かけたのですが、今回はもう一つ、関西での観梅で名高い「名勝月ヶ瀬梅林」へと出かけてみました。 ALBUM 2007年3月17日(土) 晴れ  このシーズンは花粉症の真っ只中で、例年は外出を控えてきましたが、家に引きこもってばかりいても特別症状が和らぐこともなかったので、今年からは思い切ってポケットティッシュを忍ばせてはお出かけをすることにしたのです。帰宅後に少し症状が酷くなりますが、何かをして「思い出」を残す方が時間を無駄にせずに済むような気がします。  花粉症をおして始めた「花の旅」は、今回がまだ二度目ですが、もうすっかりはまってしまいました。そして訪れた再びの観梅は、未だまだ見ぬ「名勝月ヶ瀬梅林」への日帰り小旅行と相成ったわけです。 この日も天気は快晴で、少し風が冷たく感じましたが、やっぱり来て良かった!さすがに名勝と言われるだけのことはありました。  月ヶ瀬へのアクセスは、JR関西本線を利用して「月ヶ瀬口」駅まで行き、そこから、観梅用の臨時バスで約20分かかります。天候に恵まれたことからか、朝早くから定年退職組の団体さんや多くの家族連れで賑わい、バスは満員の状態で月ヶ瀬村へと出発です。  観梅シーズンは臨時の「尾山口」バス停が設けられ、ここから山を下るように「月ヶ瀬梅渓」の入口へと向かいます。「月ヶ瀬梅渓」とは、月ヶ瀬の梅園全体の総称で、その中に「月ヶ瀬梅林」や「帆浦梅林」、それに「天神梅林」等があります。  臨時の「尾山口」バス停から約10分程で「月ヶ瀬梅渓」入口に到着です。観梅散策の道沿いにはたくさんの出店が軒を連ね、梅にちなんだ色々なお土産が販売されています。中でも焼きたての「草もち」が良く売れていました。私も一つ食べながら歩いたのですが、とっても美味しかったので、ワンパック(5個入り)をお土産に買いました。  しばらく坂道を進むうち、どこで道を間違えたのか下の道路に出てしまいました。ふと振り返ると「名勝月ヶ瀬梅林」と彫られた石柱が立てられているのに気付きました。ネットで印刷した持参の「月ヶ瀬ウォーキングマップ」で調べてみると、途中で右に入らずに真っ直ぐ下りてしまったことが原因でした。  止むを得...

石山寺観梅2007

イメージ
  今年の冬は異常なまでの暖冬で、あらゆる生態系に影響を及ぼし、熊や蛙の冬眠を妨げるほどの暖かさで、これはもう確実に「地球温暖化」の影響が忍び寄ってきているようにひしひしと感じます。暖冬の影響は動物たちだけではなく、もちろん植物にも深く関わっており、今日の石山寺の観梅にもその影響が見られました。 ALBUM 2007年3月4日(日) 晴れ  暖冬の話で前置きが長くなってしまいましたが、今年の「電車 & ウォーク」による独り旅のテーマを「花の旅」と題して、まず手始めに「観梅」から始めました。そこで、観梅で有名な場所と言えば、最初に思い浮かんだのが奈良県の「月ヶ瀬梅渓」だったのですが、梅だよりでは、ここはまだ5分咲きとの情報だったので、7分咲きから満開との情報を得た「石山寺」に足を伸ばしてみることにしたのです。  早朝、自宅を出発し、JR石山駅への到着は午前9時でした。天気は快晴で、それにとても温かく、セーターを着て歩くと汗ばんできそうです。  「石山寺」へは、JR石山駅から京阪電車に乗り換えて、更に二駅先の終点「石山寺駅」まで乗り継ぎます。歩くと30分程度かかるので、電車で行くことにして乗り換えました。電車は10分足らずで終点の「石山寺駅」へと到着です。石山寺へは、駅から更に参詣道を歩いて10分程かかります。参詣道は、瀬田川沿いの国道422号線の歩道のようになっています。  今日の午後から「第62回びわ湖毎日マラソン大会」が開催され、この国道がマラソンコースになっているようです。  「石山寺駅」駅前には、石山寺の「多宝塔」らしきモデルが建てられて、「石山寺駅」の駅名を印象付けているようです。参詣道は、この駅前から南へすぐの所にあり、この日は、道路整備の準備がされているようでした。  参詣道を南下することおよそ10分で、石山寺の「東大門」前へと到着です。普段から「通勤ウォーキング」で歩くことには慣れてはいるのですが、今日は、天気が良いことによる放射冷却の影響で、出発時の早朝は非常に冷えたことから、厚手の防寒着を着てちょうど良かったのですが、陽が昇るに連れてとても暖かくなり、寒暖の差が激しくて少し疲れを感じます。  拝観料500円を支払って、まずは、真っ直ぐな境内の道をゆっくりと進みます。沿道は桜並木で、今はまだつぼみですが、今...