綾部山梅林2011
今回も「電車 & ウォーク」にて「綾部山梅林」の観梅を楽しみました。今年の冬の厳しい寒さも緩み、梅の花もほころんでやっと春が来たという感じです。例年であれば、スギ花粉症のひどい私にとっては、この時期、あまり気持ち良く外出する気にはならないのですが、昨年末に受けたレーザー手術のおかげで今のところ全く症状が現れてこないので、その試しもあって、この日は1日かけて出かけてみたのです。
2011年3月5日(土) 晴れ
電車はJR大阪駅から神戸線の網干駅で下車、その後、駅から綾部山梅林行きの臨時直行バスに乗り、およそ20分で梅林入口に到着です。この日は、春らしい穏やかな好天に恵まれたこともあり、大勢の人出で賑わっていました。
入口では「入場券売場」が設置され、甘酒1杯サービス券付で入場料500円となっていました。観梅で入場料の必要なところに行った経験がないので、それだけ見ごたえがあるのだろうと想像して入場した次第です。
この日は、全体的には6部咲きといった感じでしたが、ピンクに咲き誇る梅の花が空の青さとマッチし、山肌を紅白に染める美しさは見事と言うほかありません。
一番奥に行ったところには食堂がありました。ちょうどお昼前だったので、空いている間に先に昼食を済ませることにし、800円の梅ごはん弁当を購入し食堂でいただきました。
綾部山梅林は、農事組合法人「黒崎梅園組合」が営農しており、食堂はこの組合の婦人部の方々が賄っているようです。梅の花の開花に合わせて各種イベントを開催し、関西では「南部梅林」に並ぶ集客数を誇っているそうです。
この日は食堂も大賑わいで、スタッフのご婦人方はとても忙しそうでした。また、お弁当を買い込んで、梅の花の下で宴会するグループや家族連れもたくさんいました。青空の下で梅の花の香りに包まれながら、みんなで宴会するのもまた格別でしょう。
梅林は小高い綾部山を埋め尽くすように植え付けられ、山の中腹や山上からは、瀬戸内海の海が望める素晴らしい風景が広がり、覗かな海の風景と梅の花が絶景を作り出しています。これは他では見られない光景で、入場料500円の価値は十分あると思います。
午後のひと時をゆっくりと流れる時間の中で観梅にふけっていると、全身からストレスが洗い流されていくようです。今年の春は花粉症の辛い症状からどうにか解放されそうなので、今まで余りできなかった桜の花見をするのが、今から楽しみです。これもひとえに、花粉症の辛さを知っているからこそ感じる幸せなのかもしれません。
👍あぁ…最高❗

