東北地方車中泊の旅2024
【もくじ】
10/17>自宅~磐梯山SA
10/18>磐梯山SA~奥入瀬渓流
10/19>奥入瀬渓流館
10/20>奥入瀬渓流館
10/21>奥入瀬渓流
10/22>八幡平~乳頭温泉郷
10/23>道の駅「雫石あねっこ」~道の駅「上品の郷」
10/24>松島湾~自宅
ずっと前から、いつかは行きたいと夢を見続けてきた青森県に位置する「奥入瀬渓流」への旅を、やっと実現させることができました。タイトルを「東北地方車中泊の旅」としましたが、目的はただ一つ「奥入瀬渓流」をカメラに収めること。行き方、プロセスは、マイカーによる車中泊での放浪の旅です。さて、どんな旅になったでしょう。
【2024年10月17日~24日】
高速道路の渋滞を予測して、早朝(2:30)の出発としました。途中、どこで道を間違えたのか一般道に降りてしまいましたが、ちょうどそこにコンビニがあったので、朝食を購入してしばしの休憩を取り再出発したのが午前4時30分頃でした。
カーナビで確認すると、ここは京都山科となっていました。とにかくカーナビの案内を頼りに再度高速道路に上がり目的地へと向かうことにしました。最寄りの入口は「京都東IC」だったと記憶しています。
再び名神高速道路に上がって出直しです。そして、米原JCTから北陸自動車道に入り、次に休憩したのが「賤ケ岳SA」で、午前6時過ぎでした。夜明け前に大阪の都心を走り抜けたので、ここまでスムーズに来ることができました。
続いて休憩したのが「南条SA」で、到着は午前8時頃でした。ここまで疲れもなく順調に進んでくることができました。
現在、北陸自動車道のリニューアル工事に伴い、各所で対面通行や片側一車線通行を余儀なくされ、何度かトラックにあおられる場面がありましたが、後ろをあまり気にせずに走行することで、どうにか疲れを感じずにかわすことができました。
そして、給油をかねて「小矢部川SA」でしばしの休憩を取りました。
ENEOSウイング北陸支店 EW北陸道(下り)小矢部川SA
(10/17 09:53 給油21.6ℓ @199円)
続いて「高岡PA」でも休憩したのでした。ここでの時間は午前10時10分でした。自宅を出てここまでおよそ7時間30分が経過しました。休憩する度にできるだけ目を休めるようにしていますが、結構疲れてきました。
再び休憩したのが「入善PA」でした。休憩間隔が徐々に短くなってきました。休憩した時は時間を長い目に取って、ゆっくり進むことにしました。
入善PAでトラックの運転手に声をかけられついでに、青森県に行きたいのですが、そのまままっすぐに日本海東北自動車道を進もうか、それとも磐越自動車道で福島県に出て東北自動車道を北進しようか迷っていることを話すと、即座に「磐越自動車道」を薦められたので、そう決定したのでした。
新潟中央JCTから磐越自動車道に入ると、さらに疲れが増してきたので、次の「新潟PA」で休憩を取りました。時間は午後2時、途中で仮眠しながらではありますが、自宅を出てから既に12時間が経過しようとしています。もういい加減走るのを止めて車中泊の準備にかからなければなりません。
車中泊はやっぱりSAが良いので、次のSAを調べると「磐梯山SA」がありました。とりあえずここに決めて再出発したのですが、時間にしてまだ1時間以上走らなければなりません。
走っていると瞼が重くなってきたため、途中の「五泉PA」で再び仮眠を取りました。
目が覚めると、あっという間に1時間以上経過し爆睡していました。少しパワーが戻ったので、ここからは一気に走り抜けました。「磐梯山SA」到着は、午後4時30分頃でした。
到着してすぐにベッドメイキングを施し、車中泊のできる体制を整えてからSA内を見て回り、夕食に「喜多方ラーメン」を注文したのでした。そして、その後は車内で明日の予定コースを見て、午後7時頃には眠りに着きました。
目が覚めたのが午前0時でした。昨日は一日何回かに分けて仮眠したためか、目がさえて目覚めもバッチリでした。折角、目が覚めたので、まずは燃料を補給し、そのまま出発することにしました。
(10/18 01:23 給油19.0ℓ @191円)
途中で何度か休憩しながら午前9時過ぎには「岩手山SA」までやって来ました。
(10/18 09:29 給油19.0ℓ @188円)
ここまでくれば目的地の「奥入瀬渓流館」までおよそ2時間で着けそうです。昨日の午前2時30分に自宅を出発して、延べおよそ30時間での目的地到着となりそうです。
高速道路ばかり走ってきたので、「十和田IC」を出てから国道103号線の樹海ロードに入るとスピード感がころっと変わり、距離感が非常に長く感じました。
子ノ口から国道102号線に入ると、奥入瀬渓流と並行して走るので、道幅が狭い上にバスや観光客の車でごった返し、大渋滞となりました。「奥入瀬渓流館」までのこの区間が一番疲れを感じたように思います。
そして、どうにか渋滞を通り抜け、やっとの思いで「奥入瀬渓流館」の駐車場に到着したのですが、なんとそこは満車で停める場所がありません。やむを得ず、しばらく待機していると、20分ほどで1台空きました。ラッキー!予想どおり「奥入瀬渓流館」の駐車場に午後12時30分の到着となりました。
車内ばかりで運動していないので、しばらく休憩して、ウォーキングの慣らしに「奥入瀬渓流館」から「石ヶ戸休憩所」まで歩いて視察に行ってみました。地図では距離にして4.6kmなので、余裕で行けるだろうと思って出発したのですが、結構疲れました。
それに、この周辺の紅葉はまだ早く、ブナの紅葉が見れましたがカエデはまだでした。
午後12時50分に「奥入瀬渓流館」を出発し「石ヶ戸休憩所」に到着したのが午後2時40分でした。時間にして1時間50分かかり、歩数計が10,375歩となっていました。写真を撮りながらゆっくり歩いたので、やっぱりこの程度はかかるでしょうと、我ながら納得しました。
今日はここまでにして、石ヶ戸からは奥入瀬渓流館までバスで戻ることにしたのですが、次のJRバスは15:34発しかありません。1時間以上ここでバスを待つ間に観光客の偵察です。客層は、ほとんどが韓国や中国からのバスツアー客で、日本語を話すのはガイドさんだけでした。(笑)
やっとバスが来て乗れたのは良かったのですが、やっぱり満員で、私はどうにか座ることができましたが、石ヶ戸で乗車した12人のほとんどの乗客は座れずに立っていました。それに「奥入瀬渓流館」まで途中下車する人は誰もいませんでした。
「奥入瀬渓流館」には午後4時過ぎに着きました。ウォーキングの疲れを癒すため、観光案内所にて日帰り温泉を尋ねてみると、なんと近くにはいくつも在り、一番近くの(車で5分足らず)「十和田市 市民の家」という日帰り温泉を薦めてくれたのでした。
早速行ってみると、とってもリーズナブルな地元の方々が良く利用される温泉で、洗い場も浴槽も広くて最高の温泉でした。お陰様で今日の疲れが一気に癒されました。
そして、再び「奥入瀬渓流館」の駐車場に戻っては、ここを奥入瀬渓流散策の拠点にして、車中泊の場所に利用させていただくことにしたのでした。
満車だった車も暗くなるにつれて徐々に少なくなり、午後9時には私を含め3台しかありませんでした。そして、奥入瀬渓流館も駐車場にも外灯一つ無く、辺り一面真っ暗闇と化しました。でも、近くに自動照明のきれいなトイレがあるので、とっても助かりました。
また、ネットで調べた通り「東北は10月中旬でも夜は冷えるので、車中泊には0℃対応のシュラフを用意した方が無難です。」と書かれていたことを参考にシュラフを積んで来たので、この日の夜は寒さ知らずで爆睡できました。
この日は夜中に凄い嵐のような雨が降りました。朝方には止みましたが、土日は観光客であふれることが予測されると同時に紅葉が少し早いこともあるので、ここで待機することにし、天気の様子を見ながら次の出発日を決めることにしました。
午前9時前には次々と車が訪れ、10時過ぎには駐車場は満車になっていました。一般乗用車の駐車スペースが一杯になると、黄色い枠線が書かれた一般車駐車スペース以外の場所にも勝手に駐車するマナーの悪い人がいます。
そして、1台停めると、まるで「右へならえ」するようにその横に停め、最後にはバス専用の駐車スペースまで一般車で溢れてしまいました。管理者が三角コーンで囲っているにも関わらず平気です。困ったものですね。
流石に土曜日ともなると、天候の良し悪しに関係なく観光客が訪れることが分ります。予定を変更できずにやむを得ず訪れていることでしょう。
私は、雲行きが怪しいことから、ここからのJRバスの時刻表をカメラに収め、この日は奥入瀬渓流館内等で過ごさせていただきました。同じ場所で一日いると、この場所の状況が深く理解できて次の行動に活かせるので、価値ある一日となりました。
午後9時には真っ暗闇になる駐車場で再び一夜を過ごすことになるのですが、明日が日曜日で天気が良いこともあってか、車中泊をする車が8台と増えていました。
ただ、低気圧が去った後のためか夜中には非常に冷えて、シュラフに包まっても寒くて寝付けなかったので、やむを得ずエンジンをかけて暖を取りました。朝方トイレに行くと周りの車もみんなエンジンがかかっていました。(笑)
今日はまずまずの天気で、午前8時過ぎから駐車場が一般車両で満車になりました。奥入瀬渓流は紅葉シーズンともなると全国から訪れるようで、なんと沖縄ナンバーの車もありました。
私が車から降りるなり声をかけてくれた人がいました。「和歌山からですか。僕は大阪からです。」話が弾んで、近くのベンチに座り込んでは約30分の旅談義をしました。年のころは75歳前後だと思います。青森に来て今日で3日目だそうです。
昼過ぎにはまた一人、声をかけてくれました。その方は宮城から訪れた老夫婦で、ご夫人の方から「和歌山から、遠かったでしょう。私は宮城から旦那と来たんです。」
年齢はもう82歳になるって自分から言っていました。ご主人がサッサと先に行っているにもかかわらず、立ち話で2~3分しゃべり続けて、「気をつけてね!」と私からも旅の安全を祈って別れました。
私は、日曜日は原則観光には行かないことにしているので、今日も一日待機日です。観光客が多いと撮影が自由にできないからです。
天気が良くなってきたので、バイクで来られる方も数台見かけました。明日の21日からは一般車や二輪車の通行規制で国道102号線は奥入瀬渓流沿い子ノ口まで進入禁止となります。私はバスを利用するので関係ないのですが、その影響で今日は車が多いのかもしれません。
今日もここでの一日を奥入瀬渓流館内や周辺の散策で過ごしましたが、その甲斐あってこの地域の日常がよく分り勉強になりました。
この日の車中泊は私を含めて4台で、その内大型トラックが1台とキャンピングカー1台がありました。夜中は結構冷えるので、エンジンをかけて暖を取らなければ寝付けませんでした。
午前4時に目が覚めると、辺りは真っ暗で大型トラックのエンジン音だけが聞こえました。空を見上げると雲一つない満天の星空で、天の川がはっきりと見えました。
スマホで今週の天気予報を調べてみると、今日はもちろん良い天気なのですが、週半ばは不安定な天気となり雨の降る日も予想されています。
奥入瀬渓流の紅葉はまだ少し早いのですが、4~5時間を徒歩で行動するため、まる一日好天が続く日でなければ撮影に支障をきたします。そのため、今日の好天を無駄にしないように、本日、撮影ウォーキング実行を決断した次第です。
行き方について、まず、ここ(奥入瀬渓流館)から8:34発のJRバスで「石ヶ戸」まで行き、石ヶ戸から子ノ口までの約9kmを午前9時から午後1時までおよそ4時間かけて撮影ウォーキングに挑戦しました。(空腹で疲れました)
途中、中間地点付近で十和田市職員によるアンケートが行われていました。内容は「奥入瀬渓流観光に求められる観光客の要望について」で、トイレ、休憩所、自販機等の充実度と要望事項についてのアンケートでした。
アンケートに答えると、その場でペットボトルの水1本がもらえました。暑さでのどが渇いていたので、この水が本当に助かりました。感謝です。
銚子大滝
子ノ口に到着した時点で帰りのJRバスの発車時刻13:45を確認し、バス停の横にある二階の大きな食堂(子の口湖畔食堂)で「かつ丼」を食べました。お腹が空いていたこともあり、美味しさは格別でした。
バスに乗るお客さんのほとんどがアジア系外国人観光客なので、相手する運転手さんも大変そうでした。そして、奥入瀬渓流館に駐車しているマイカーに戻ってすぐに温泉に行き、入浴して足を伸ばし疲れを癒しました。
本日の撮影ウォーキングで奥入瀬渓流の魅力を知り、本格的な紅葉撮影ができなくても十分満足できました。
今夜を奥入瀬渓流館での最後の車中泊と決め、車内を整理して午後8時に眠りに着きました。
「SouthernValleyDiary」様の動画をお借りしています。
ちょうど昨年の同じ日(2023年10月21日)に撮影された動画です。
午前4時に目が覚めて、昨日買っておいたジャムパン等で朝食とし、近くのスタンドが開業する午前6時30分を待ちました。
コスモ石油 / 小笠原石油 焼山SS
(10/22 06:31 給油19.5ℓ @173円)
そして、午前7時30分に「発荷峠第一展望休憩所」にて休憩しました。ここからの十和田湖の眺めもキレイでした。
帰路に向かいながら、今日は「八幡平」に寄ってみようと思いました。東北自動車道「十和田IC」から「鹿角八幡平IC」まで行き、八幡平アスピーテラインを通って山頂有料駐車場に駐車して八幡平を観光しました。
八幡平は、秋田県と岩手県の県境に位置する標高1,613mの高原で、八幡平アスピーテラインという長い峠道を登って車で辿りつけるようになっています。山頂までは徒歩でしか行けませんが、駐車場に設けられた展望台からでも360度の雄大なパノラマが望めます。
そして「山頂レストハウス」の売店でお土産に「ブルーベリーはちみつ」を買いました。
続いて、「乳頭温泉郷 鶴の湯温泉」へと向かいました。県道からさらに砂利道を約3km入った奥の秘湯露天浴場です。
ここの入湯時刻は午後3時までで、私がここに到着した時間がその30分前だったので、どうにか間に合いました。到着した時は駐車場が満車でしたが、ちょうどタイミングよく1台が帰り駐車することができました。
受付で代金を支払ってから入るのですが、入口や脱衣場はもちろん男女別々になってはいるものの、男湯と女湯の浴場間は垂らした布で仕切ってあるだけで、チラ見すれば丸見えの状態です。
お湯が白く濁っているため、首まで浸かれば身体が見えないものだから、女性が自分の旦那の傍へと平気で入ってきました。(笑)なんと!ここは「混浴露天風呂」だったのです。とにかく凄い秘湯でした。
その後、食料の購入に通りがかりのコンビニに立ち寄り、駐車場で今夜の車中泊の場所を探しました。
(10/22 15:17)
明後日の早朝に松島湾に行き、朝焼けの撮影に挑むべく松島方面に向かう途中の道の駅を探すと、道の駅「雫石あねっこ」がありました。
道の駅「雫石あねっこ」はとっても広い道の駅で、温泉もあって最高に気に入りました。今夜の車中泊の場所に決まりです。
道の駅「雫石あねっこ」を午前9時前に出発してすぐのスタンドで、まずは燃料を補給しました。高速道に入ってからだと1ℓ20円は高いので...。
(10/23 08:58 給油13.0ℓ @167円)
そして、途中のコンビニで昼食を購入し、一路松島方面へと向かいました。
(10/23 09:15)
東北自動車道に入ってすぐの「矢巾PA」でしばらく休憩し、本日の車中泊の場所として道の駅「上品の郷」を見つけました。
スマホで確認すると温泉施設も整った結構広い道の駅なので、ここに決めてカーナビをセットしました。
途中、「前沢SA」で昼食休憩を取った後、道の駅「上品の郷」へは午後3時頃に着きました。到着したころには少し小雨がパラつきはじめましたが、傘が必要なほどでもないため安心しました。
道の駅「上品の郷」は、とっても大きくて広い道の駅で、食堂や買い物はもちろん、温泉からコンビニ、近くにはコインランドリーまで、車を自宅にすれば、ここで生活できるほどです。(笑)とっても気に入りました。
時間にゆとりがあるので、温泉にゆっくり入って、たまった洗濯物をコインランドリーで処理し、ほんとうに助かりました。
今朝は松島湾の朝焼けと昇る朝陽の撮影を実行するため、午前3時に起床し出発の準備に取り掛かりました。夜中に雨が降ったのか辺り一面が濡れていました。
スマホのバッテリーが22%と少なくなっていたので、充電しようとACインバーターをシガーソケットに繋ぎましたが充電ランプが点灯しません。昨日までカメラのバッテリーの充電に使えていたのに...。もう、かれこれ10年以上使うので、「形あるものいつか壊れる」諦めるしかありません。
松島湾に到着したのが午前5時過ぎでした。もう東の水平線にゴールデンアワーの光が輝き始めていました。早速、カメラを準備して撮影に取り掛かりましたが、朝焼けは観れませんでした。
見晴らし台まで行ってみようとも思いましたが、誰も橋を渡って向かう様子がなく、早朝の時間帯でもあるので、身の危険を感じ行くのを止めました。
それよりもスマホの充電ができないと連絡が取れなくなることが気がかりで、落ち着きませんでした。買い替えようにもショップの開店時間まで4時間以上かかります。バッテリー残量のあるうちに先に妻に連絡して事情を説明し、心配しないようにだけ伝えました。
その後、スマホを切り、万が一のためバッテリー残量の残った状態にしておいて、とにかく高速道路にのって帰路に向かうことにしたのでした。
(10/24 07:17 給油15.61ℓ @189円)
(10/24 15:41 給油22.2ℓ @199円)
途中、何度も休憩を取りながら、夕食時間の午後5時30分には、北陸自動車道「尼御前SA」まで来ることができました。ここまでくれば自宅まで直行でおよそ4時間あれば帰れます。
そこで妻に連絡しました。「今日中に帰ります」と、すると「何時ごろになりますか」とのことですが、余裕を見て23時過ぎには帰れるとだけ伝えました。
人間っておかしなものですね。旅行に出かけるときは楽しいばかりで心が弾み、車中泊だから先を急ぐこともありませんが、自宅が近づき、あと何時間かで帰れると思うと早く帰りたいばかりになる。
旅先に向かう途中なら「尼御前SA」で車中泊となるところですが、自宅まで4時間で帰れると思うと、全く疲れを感じなくなります。これって何なのか?また違うところからパワーが溢れてきます。不思議ですね~!
KYGNUS 岩本石油
(10/24 22:25 給油25.14ℓ @159円)
そして、どうにか無事に帰着することができました。到着時間は午後10時45分でした。帰宅して、出迎えてくれた妻の一言「お帰り!もう気済んだやろ!」だって。私「はい」
何年も前から夢にまで見た奥入瀬渓流への旅。振り返ると、和歌山から車で行くには、とにかく遠い遠い場所だということです。高速道路が整備されているので、アクセスには何も苦労しないのですが...。
また、風景写真が趣味の私にとって、冬季の東北地方は絶景スポットだらけだと思いますが、秋は数限られた場所しかなく、ちょっと残念に思います。一般道を走っていると「東北は 山と田んぼと 畑だけ」の一句が自然と出てきました。
結局は、帰路に着くため高速道路を走り続けることになり、常に前方を見続けて運転しなければならず、一般道を信号待ちで一時停止しながら走るのとでは、目への負担が全く違います。少なくとも1時間に1度は休憩して目を休ませなければ疲労がたまります。
今回の東北地方車中泊の旅は、ここ和歌山から青森県まで、そんな高速道路を走り続けた走行距離2,721.8kmの旅となりましたが、夢にまで見た「奥入瀬渓流の撮影ウォーキング」が達成できた満足感で、他に何も思い残すことはありません。
総燃料 155.05ℓ
走行距離 2721.8km
燃費 17.55km/ℓ
最後までお読みいただきありがとうございました。
THE END





























