2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)
一週間ほど前に、突然「たびとも」のM氏から電話連絡を頂き、「万博、9/12(金)は予約が取れそうだから、一緒に行くのであれば申し込みしてみるように」との連絡を頂きました。
私もこの日は何も予定が入っていないことから、早速、スマホにて申し込みをしてみました。
しかし、多くのアクセスが殺到していることで中々繋がりませんでした。でも1時間30分ほどでどうにかログインできました。
すぐに9/12(金)12:00の予約申し込みをすると、取れました!
そして、待ちに待った当日の早朝、M氏から電話があり、駐車場所が確保できたので、午前9時30分に迎えに来てくれることになりました。
と言うのも、当初は万博駐車場の予約が取れないことから、アキッパにてJR本町駅周辺で駐車場を予約しておき、そこから大阪メトロにて会場の夢洲駅へ行くアクセスを選択していたのですが、M氏の娘さんが早朝、万博周辺の駐車場予約ができたとのことから、大助かりでした。
2025年9月12日(金) 晴れ
予定どおり午前9時30分に自宅へお迎えに来ていただき、和歌山北インターから会場を目指しました。そして、途中、湾岸線の「泉大津PA」にて休憩しました。
とにかく、すべてが初めてのことなので、何時ごろにどんな行動を取れば適切なのかが全く分からないことから、おおよその行動にて歩を進めなければ他に方法がありません。
そして、どうにか予約済みの「障害者専用駐車場」入口に到着できました。そこで、案内係員に予約済みであることをスマホで表示すると、この予約は「舞洲万博P&R駐車場」だったことが解り、やむを得ずUターンして「舞洲万博P&R駐車場(A)」へと急ぎました。
初めての道なので、Googleマップのナビを頼りに予約時間の12時までなんとか到着することができました。
ちょうどシャトルバスが到着し乗車することができました。ところが、バスの車内でM氏の娘さんが帰りのバスの予約ができるか心配になり、バスが到着するまでにスマホで調べてみたところ、15:00以降は全く空きがありませんでした。
シャトルバスが「西ゲート」に到着後、すぐに現地スタッフに確認すると、タクシーを利用する以外に方法がないことが分かり、やむを得ずタクシーを利用することに決めて、後はゆっくり万博を楽しむことにしました。
予約チケットは「東ゲート」でしたが「西ゲート」からでも問題なく、持ち物チェックを受けて4人全員が無事入場できました。
そして、まず最初に「大屋根リング」に行ってみました。
時間も正午を過ぎてお腹が空いていました。大屋根リング下で休憩する長椅子がちょうど空いたので、先にリュックを軽くするためにも「泉大津PA」で買ってきた昼食を食べました。
昼食休憩を済ませ、早速「大屋根リング」の屋上に行ってみると、さすがに迫力がありました。日本の建設・施工技術の賜物だと思いました。歩いても歩いてもなかなか前へ進んでいるような気がしません。それほど大きい「大屋根リング」です。
ゆっくり歩いて、やっと行きたいと思っていた「日本館」前へと到着することができました。ところが、「ただいまの時間予約が必要です」と表示され、待ち時間も長すぎることからあきらめざるを得ませんでした。
入場してから時間の経過とともに、どんどん来場者が増えてきているのが手に取るように分かりました。どこのパビリオンも長蛇の列で、それを見るだけでゾッとします。
人の流れについていき、次に行きたい「空飛ぶクルマステーション」へとどうにか到着できました。しかし、もちろんここも長蛇の列で、予約なしで並んで待つ方法でしか入れませんが、待ち時間を覚悟で並びました。
なんとか入ることができたのですが、予約者の列と予約なしの列が全く違うコースで、予約者は「空飛ぶクルマ」の座席に座ったり、奥の別ルームも観れるようになっていましたが、予約なしではまるっきり「チラ見せコース」で、何一つ満足に観ることができませんでした。
「ちょっとこれは差別でしょう!」
次に近くの「ペルー館」に行ってみました。ここはスタッフにM氏の娘さんの友達がおり、そのスタッフの案内によりほとんど待たずに入館することができました。ラッキー!
続いて「スイス館」に並んでみました。ここでは何分間も待ってどうにか入館できました。
その後、休憩場所を探すうち「北欧館 ノルディック・サークル」前に着いたので、ここでも長蛇の列に並ぶうち、どうにか入館できました。中では、椅子に座ってしばらく涼めるようになっていました。
その後、噴水ショーのある「ウォータープラザ」に行ってしばらく休憩しました。
休憩を済ませて歩いて行くうちに、広場でキッチンカーによりソフトクリーム等の販売準備をしているのを見つけ、準備しているスタッフに訊いてみると、あと5~10分ほどで販売できると言うことだったので、先頭で待ちました。
しかし、予定時間を過ぎても一向に販売する様子がないので、再度窓を叩いてスタッフに確認すると、ソフトクリームのカップが届かないので、まだ販売できないと言うことでした。待ちくたびれて諦めざるを得ませんでした。残念!
時間も午後5時前なので、並ぶのを覚悟で目の前の「ハンガリー館」へ入るための整理券をもらって長蛇の列に並びました。
約1時間待って、ようやく入館できました。それでもここは待った甲斐がありました。15分毎の講演で生歌を聴くことができて、見ごたえ聴きごたえがあるパビリオンでした。
ハンガリー館を出ると、もう辺りは薄暗くなっていました。
どこもかしこも長蛇の列なので、この後どうするか思案の上で「ウォータープラザ」で行われる噴水ショーを観に行くことにしました。
近くまで行ってみると、な、な、なんと!もうどこも座る場所がありません。
やむを得ず、観覧枠外で手持ちの椅子に腰を下ろして座っている人の後ろに立って観ることにしました。
ところが、警備する係員かスタッフかは知りませんが、拡声器で「ここは立見席となっています。座らずに立ってください!」だって!?おかしなな~!
前に座っていた人に立たれたものだから、後ろの私たちは観えなくなりました。あぁ~あ~!
そして、開始時間の午後7時10分になりました。噴水とライトアップ、それに音楽、ナレーションが加わって、素晴らしいショーでした。
ちょうどショーが終わった頃に、万博会場に雷雲が近づいているため「大屋根リング」屋上への入場規制が行われている旨の場内放送がありました。
空には稲妻が光っています。時間は19:30。時間も時間ですし、雨に遭う前に帰ろうと「西ゲート」へと向かったのでした。西ゲートに近づいた時には雨が降り始めました。
そして、西ゲートを出てすぐのタクシー乗り場へと急いで向かったのですが、既に長蛇の列でした。それでも雨に濡れずに済んでラッキーでした。
タクシーに乗車できたのは午後8時過ぎでした。
タクシーの運転手さんに行き先を「舞洲万博P&R駐車場(A)」までお願いしますと伝えると、途中で運転手さんが「大橋を渡って左へ曲がった所ですか。」と...。
乗客の私たちに道順を問われてもね~。まぁ、それでもどうにか辿り着くことができてやれやれです。
タクシーを下車して、更に広い駐車場を自分たちの駐車場所まで歩いて10分程度を要しました。自分の車を見つけるのも一苦労です。
後は、阪神高速湾岸線から阪和道に出て帰るだけですが、夕食時間もとうに過ぎています。高速道路に乗ってしまうと食事処は「紀の川SA」しかありません。
午後9時30分頃「紀の川SA」に到着し、遅い夕食(私は和歌山ラーメン)を食べて帰ったのでした。
午前9時30分(M氏家族は午前9時)に自宅を出発してから12時間ちょうどの「大阪・関西万博2025」観覧の旅でした。
長時間、歩き続けたり待つ間じっと立ち続けたりと、非常に疲れて足が棒のようになりましたが、日本で観れる万博は、もう生涯ないでしょう。
本当に連れっていただいてありがとうございました。
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そして、何とニュース速報では
【速報】大阪メトロ中央線で一時運転見合わせ 万博会場の夢洲駅で一時“入場制限”の措置とられる(2025年9月12日掲載)|YTV NEWS NNN
12日午後7時40分すぎ、大阪・関西万博の会場と大阪市内の中心部を結ぶ大阪メトロ中央線の夢洲~長田駅の間で一時運転を見合わせた影響で、万博会場がある夢洲駅で一時入場制限を行う措置がとられました。
大阪メトロによりますと、大雨の影響により、九条駅に停車する列車が停止位置を間違えた影響で、全線で運転を見合わせる措置がとられ、車両点検を行いましたが、約7分後に全線で運転が再開されました。
読売テレビの情報カメラでは、午後7時50分ごろ、万博会場の東ゲートにつながる夢洲駅の入り口で入場が一時規制され、帰路につく来場者で混雑する様子が確認されています。
【速報】“閉幕まで1か月”12日(金)万博一般来場者は19万9000人 総来場者数は平日として初の20万人超(2025年9月13日掲載)|YTV NEWS NNN
万博協会が13日(土)に発表した、9月12日(金)の大阪・関西万博の一般来場者数は速報値ベースで約19万9000人、パビリオンなどの関係者を含めた総来場者数は約21万9000人でした。総来場者数が20万人を超えたのは、平日では初めてです。
12日(金)は、イタリアのナショナルデーで、公式式典やミラノのスカラ座のバレエ公演やローマ歌劇場のオペラのコンサートが行われました。
13日(土)は、フランスのナショナルデーで、公式式典のほか、柔道家で五輪金メダリストのテディ・リネールさんが参加し子どもたちと交流するイベントや、フランスを代表するロックバンド「アンドシーヌ」のコンサートなどが予定されています。
開幕からの一般来場者数の累計は速報値ベースで約1874万人、関係者を含めた総来場者数の累計は約2150万人。これまで1日あたりの来場者数が最も多かったのは、9月最初の土曜日となった9月6日(土)で、一般来場者数が20万9837人、関係者を含めた総来場者数は22万8918人です。
万博協会のホームページによりますと、9月の週末はすでに「大変混雑」となっています。閉幕に向けてさらに来場者が増えると予想されていて、万博協会は早めの来場を呼びかけています。
感謝!
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予約席から観た噴水ショー「アオと夜の虹のパレード」「ドローンショー」は、こんなに素晴らしかったようです。
【アオと夜の虹のパレード】
撮影:hama0726さん
【ドローンショー】
撮影:デッキーの旅さん
THE END



















