滝谷花しょうぶ園2008

 今日は梅雨の中休みか?予報では絶好のおでかけ日和で晴れの1日となりそうです。そうだ!「花の旅」の第二段として、ちょうど今が一番見頃の花しょうぶを見に行こう!いつものとおり思い立ったが吉日です。

ALBUM

2008年6月15日(日) 晴れ
 手っ取り早く身支度を済ませては、午前9時過ぎにJR駅へと向かいました。目指すは、今年の6月の目標に掲げていた「花の郷滝谷花しょうぶ園」です。ここは奈良県宇陀市にあり、電車ではJRから近鉄大阪線に乗り換えて「三本松駅」で下車し、駅前より奈良交通直行バス「滝谷花しょうぶ園行き」で約7分の所です。

 午前11時45分頃、駅で買ったお弁当を電車内で食べて早い目の昼食としました。三本松駅到着は午後12時40分頃でした。下車後、駅前にはちょうどバスが発車時刻を待っていました。乗車人数は私を含めてわずか3人と空いていて、5分と待たずに出発です。

 駅前から国道に出るまでの道路は狭く、大丈夫かなぁ…との思いをよそに、運転手は軽やかなハンドルさばきで「花の郷 滝谷花しょうぶ園」へとあっと言う間の到着です。

 早速、入園券を購入しては待望の入園です。バスにはわずか3人と少ない乗車人数でしたが、園内に入るとたくさんの人で賑わっていました。通路を進んでいくと、すぐ左手には小さな作りの池があります。池の中には、可憐に咲く多数の花しょうぶが、見事な花弁を誇らしげに見せていました。

「花の郷 滝谷花しょうぶ園」へとあっと言う間の到着です。

 おおーっ!すごい!きれいですねぇ~!!でも、驚くのはまだ早かったようです。

 更に通路を進んでいくと、広い谷合の一面を埋め尽くすように咲き乱れる花しょうぶに目を奪われます。その美しさは、見事としか言葉では表現できません。ここからは、多種多様の花しょうぶにカメラを向ける人でいっぱいでした。

 約2時間を園内で過ごした後、帰りは三本松駅へとゆっくりと歩いて向かいました。宇陀川までの道沿いには、延々とたくさんのアジサイが植えられていましたが、この日は開花時期には少し早いようで、まだほとんどがつぼみの状態でした。

 道沿いにある「海神社」の前を通り、宇陀川に架かる橋を渡るともうすぐに国道165号線を渡る信号が見えます。更に国道を渡って細い道路を進むと、三本松駅への案内標示が立っています。滝谷花しょうぶ園からは約20分の道程です。

道沿いにある「海神社」の前を通ります。

 近鉄電車に乗るのは何年ぶりだろう?JR沿線とはまた違った車窓の風景は、知らない道を行くツーリングのように新鮮で、小さな旅でも喜びが大きく、ゆっくりと過ぎてゆく時間を楽しむことができました。

 電車 & ウォークでの楽しい「花の旅」の今年の第二段は、咲き乱れる花しょうぶに包まれて心癒された最高の旅となりました。次の「花の旅」は、夏本番のシーズンになるかも知れません。

 しかし、最近は、地球温暖化の影響からか、花の咲く時期が早くなっているように思います。だから、梅雨が終わるまでに夏の花が見頃を迎えるかもしれないのです。こうなると季節感がおかしくなりますよね。この大切な日本の四季を失くさないためにも、地球温暖化は人類の知恵を結集して阻止しなければならない問題だと思います。こんなことを思いながら帰路の電車に乗り込んだ私でした。

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