神戸市・舞子2011
今回もJR西日本の「冬の関西1デイパス」を利用して、いつもの「電車 & ウォーク」で、安産祈願の「中山寺」と明石海峡大橋等の世界最高水準の架橋技術を紹介している「橋の科学館」を訪ねる小旅行を計画しました。
~中山寺と舞子公園を訪ねて~
2011年1月9日(日) 曇り時々晴れ
この日は、風も強く寒さ厳しい1日でしたが、天候はまずまずで、電車を利用しての「駅からハイキング」にはちょうど良い天候でした。
旅のルートは、大阪駅から神戸線で尼崎駅まで行き、ここで福知山線に乗り換えて「中山寺駅」で下車し「中山寺」へ。再び中山寺駅から尼崎駅に戻って「三ノ宮駅」で下車し、ここで昼食を取ってから「舞子駅」で下車、舞子公園内の「橋の科学館」や明石海峡大橋に造られた「舞子海上プロムナード」を観光、その後、大阪駅を経由し、弁天町駅で下車してすぐの「交通科学博物館」を見学して帰路に着くコースとなりました。
それでは、まずは「中山寺」から紹介します。中山寺は「JR中山寺駅」から歩いて15分の所に位置し、聖徳太子の創建によるとつたえられる、わが国最初の観音霊場で、安産祈願で有名な観音様です。到着して、最初に驚いたのは、山門から本堂まで、石の階段以外に「エレベーター & エスカレーター」が設置されていることです。妊婦さんや障害者のために設けられたものだと思いますが、それにしても驚きました。
参拝後、三ノ宮駅で昼食を済ませて「舞子駅」で下車し「橋の科学館」を見学しました。ここでは、日本の架橋技術のレベルの高さに驚愕されることしきりでした。これはぜひ訪れてみる価値ありですよ!
この日の舞子公園は風が強く、その海風を受けて広い公園内を歩くのは、ちょっと一苦労しました。
橋の科学館を見学してからは、続いてすぐ近くにある「舞子海上プロムナード」に入りました。ここは、明石海峡大橋の体験展望施設で、海面からの高さ約47m、陸地から約150m、明石海峡へ突出した延長約317mの回遊式遊歩道となっていて、明石海峡大橋の凄さを体感的にも実感できました。
ここ舞子公園でゆっくりしていると、時間はあっという間に過ぎ去りました。帰りには「交通科学博物館」に寄りたいので、午後3時に大阪方面へと帰路の電車に乗り込んだ次第です。
「交通科学博物館」は、大阪駅から環状線に乗り換えて弁天町駅で下車するとすぐの所にあります。ここは電車から車、飛行機の歴史に至るまで、人類が追い求めてきた乗り物に対する技術開発のすべてが、子どもから大人まで楽しみながら体験できる複合施設となっています。だから、博物館の展示施設というイメージで入るとびっくりすることでしょう。あまりの楽しさで時間の経過を忘れてしまい、午後5時30分の閉館時間まであっという間でした。
「交通科学博物館」は、2014年(平成26年)4月6日「梅小路蒸気機関車館の京都鉄道博物館」への改修・拡張に伴い閉館となり、同年4月29日に「京都鉄道博物館」として開館しています。
外に出ると、もう薄暗くなっていました。午前6時40分に自宅を出てから再び帰宅するまでの12時間余りをこれほど充実させて過ごせたのも、電車を自由に乗り降りできるJR西日本の「冬の関西1デイパス」のおかげです。JRさん、どうもありがとうございました!また利用させていただきます。新年最初の3連休の1日が、これで最高の1日となりました。
今年初めての「電車 & ウォーク」が最高のスタートを切れたことで、今年も1年、楽しく無事に過ごすことができるでしょう!


