大阪・島本2011

 朝早くから良いお天気に恵まれ、気温も比較的暖かいことから、今日も「電車 & ウォーク」によるハイキングを楽しむために、JRおでかけネットの「おすすめハイキング」で島本駅からの「水とみどりと歴史をたずねて」というプランで行くことに決めました。

ALBUM


2011年2月6日(日) 晴れ
 午前8時前に自宅を出発し、島本駅に到着したのが同10時40分頃でした。このままでハイキングコースの「若山神社」から山吹渓谷方面へと向かうと、途中でお昼になってお腹が空くので、先にお弁当を買っていこうと島本駅の東口に出てみました。

島本駅に到着したのが同10時40分頃でした。

 ちょうど駅前にローソンがあったので、迷わず入ったのでした。ここで「おにぎり2個」とジュースを買って、再び島本駅の西口から「若山神社」へと向かいました。島本町の役場の前を通っては、しばらく進むと「若山神社」の案内看板がありました。

 小野薬品の工場の前を通って更に進んでいくと、今度は名神高速道路の下のトンネルをくぐります。そして、トンネルをくぐると「島本町消防本部」があります。ここまでおよそ45分の道のりです。

 ここから若山台団地の前を通っていくと、左折する案内板が掲げられていますので、非常に分かりやすく道に迷うことはありません。案内板に沿って左折し、しばらく進むと再び左折の案内板があります。

 ここまで来ると「若山神社」はもうすぐです。続いて右折の案内板があり、ここからは急な上り坂となります。坂を登りきったところで「若山神社」の境内への入口に辿りつきます。

 そして、今度は長い石段を登って行きます。およそ5分で境内の平らな広場に出ます。奥へと進むと、そこには由緒ある若山神社の本堂が見えてきます。本堂前からは島本町が一望できます。ここでちょうど正午だったので、ローソンで買ったおにぎりを食べて空腹感を満たしました。

由緒ある若山神社の本堂が見えてきます。

 本堂で家族の健康を祈願し、肌着のタンクトップを脱いで汗を押えながらしばらく休憩しました。この日は、少し歩いただけで汗ばみ、春爛漫といった陽気です。

 汗がひいたところで若山神社をあとにして、次は「山吹渓谷」を目指します。水無瀬川沿いに進んでいくと、途中、サギの仲間と思われる大きな鳥が、片足で木の枝に止まったままで、じっとしています。様子を見ていると、どうやら真下の川で泳ぐ魚を狙っているようです。

 ここからは、尺代の集落の中を通り抜けるように進んでいきます。尺代公民館や西光寺前を通過して行くと、道は未舗装の山道となり、大きなゲートで車が通行できないようになっていました。

 更に進んでいくと、大きな岩を切り開いたように道が造られています。ここを過ぎてしばらく進むと「乙女の滝」の看板があります。

「乙女の滝」の看板があります。

 しかし、肝心の「乙女の滝」が分かりません。よく見ると、奥の方に細く糸を引くように水の流れが見えました。これは多分、少雨のため、滝を流れる水があまりにも少ないためだと思われます。

 今回のハイキングコースの一番遠い目的地である「山吹渓谷」までを克服し、再び帰路へと向かいました。距離にしておよそ5kmを歩いてきたことになります。山吹渓谷は渓谷と名付けられてはいるものの、黒部渓谷のような深い渓谷を想像してはいけません。山に挟まれた水無瀬川の谷あいにある場所なので、まぁ「渓谷」には違いありませんがね。

 帰路は、水無瀬川に架かる「尺代大橋」を過ぎ、京都府と大阪府を結ぶ府道734号「柳谷島本線」を通って水無瀬川向かいの島本町立第二中学校の前を通過し、名神高速道路の天王山トンネルのそばにある「水無瀬の滝」に立ち寄ります。

 再び名神高速道路の下をくぐり抜け、天王山トンネルの入口が見える場所を過ぎると「水無瀬の滝」がありました。この滝も、先の「乙女の滝」と同様に水が少なくて、滝の勇壮なイメージには程遠くあまり見ごたえがありませんでした。

天王山トンネルの入口が見える場所を過ぎると「水無瀬の滝」がありました。

 仕方なく、また来た道を戻っては、今度は「水無瀬神宮」を目指します。「しまもとウォーキングコース」に出てはJR京都線のガードの下をくぐってすぐを右折し、再び水無瀬川沿いに出ます。ここから更に進んでは、信号のある交差点の「水無瀬橋」を渡り、JAたかつき島本支店の前を通過してすぐの所を左折すると「水無瀬神宮」へと到着です。

 午前10時45分に「JR島本駅」を出発してから「水無瀬神宮」への到着時刻が午後2時50分でした。ここで、すでに4時間を経過しています。距離にすればおよそ10kmほどですが、この日は歩くと汗ばむ暑さで、服装選びに失敗し少し疲れ気味でした。

「水無瀬神宮」への到着時刻が午後2時50分でした。

 水無瀬神宮は、後鳥羽天皇、土御門天皇、順徳天皇を祭る神社とあり、門をくぐってすぐ左手には「龍宮の水」と記された「全国名水百選」に選ばれた井戸があります。この日も取水の順番を待つ人が並んでいました。また、ここでも家族の健康を祈願し、水無瀬神宮をあとにしました。

 島本駅からの「水とみどりと歴史をたずねて」と題したハイキングも終盤に近づいてきました。あと残り500mほどで元の島本駅に到着です。あちこちの町角に設置された石柱の案内表示が、非常に趣があって、ハイキングの楽しさを更に盛り上げてくれています。そんなことを感じながら「島本駅前」への到着時刻は、午後3時20分でした。

 思い立ったが吉日のように出かけた島本町へのハイキング。全コースおよそ11kmを約4時間30分かけて歩いたことになります。春のように暖かく、服装選びの失敗は否めませんが、どうにか無事に完歩できたので、終わりよければすべて良しと致します。

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