琵琶湖周遊2023

【もくじ】
11/14>和歌山~白鬚神社~メタセコイア並木道~長浜市(ホテル)
11/15>ホテル~黒壁スクエア~ラ コリーナ近江八幡~雄琴温泉
11/16>雄琴温泉~陶芸の森~和歌山

 もう何年も旅行に出かけていない妻が、一度でいいから琵琶湖を眺めてみたいと言い出しました。妻の日程が決まったのが11/1で、その日がわずか2週間後の11/14~16です。二泊三日でゆっくり行きたいとの要望から、ホテルの予約が取れるかが気がかりでした。早速、楽天トラベルで空室を調べてみると、どうにか2軒の予約が取れました。長浜市内と雄琴温泉です。そして、ホテルを拠点に旅程を組んで、のんびりと夫婦での久々のドライブ旅行を楽しむことにしました。

ALBUM

(2023年11月14日~16日)


2023年11月14日(火) 晴れ
 自宅から「メタセコイヤ並木道」経由で一泊目の宿泊地である長浜市まで車で直行すれば約3時間30分で行けるので、朝の出発時刻は午前8時過ぎとゆっくり出かけました。名神高速道路に入るまで途中少しの渋滞区間がありましたが、急ぐ旅ではないので、全く苦になりませんでした。

 途中で何か所かトイレ休憩を入れながら、最初の観光目的地として予定していた「白鬚神社」へと午後1時15分頃に到着しました。

最初の観光目的地として予定していた「白鬚神社」へ

 白鬚神社は近江最古の大社とされ、琵琶湖畔に浮かぶ鳥居から「近江の厳島」とも呼ばれているそうです。湖中に建てられている大鳥居は白鬚神社のシンボルとなっていることから、国道を横断して撮影する観光客が後を絶たず、それが原因で交通事故が多発しています。歩行者横断禁止の標識が設けられはいるのですが...。

 そして、次の目的地は「メタセコイア並木道」です。ここは先月「白山白川郷ホワイトロード」へ行った時に寄り道した場所ですが、妻が是非行ってみたいとのことなので、再度訪れた次第です。

 この前は、到着時刻が午前8時30分と早かったことから人影はまばらでしたが、今回の到着時刻が午後2時過ぎだったこともあってか、沢山の観光客で賑わいを見せていました。

 マキノピックランド駐車場から撮影ポイントまで歩いていると、途中で霧雨が降ってきましたが、ウインドブレーカーを着ていたこともあり、気にすることなく進むうち10分もせずに止みました。

 先に写真撮影を済ませて、すぐ目の前の「並木カフェ メタセコイア」に入ってコーヒーセットで休憩を取りました。

 そして、窓から並木道を眺めていると、みんなスマホを空に向けて何かを撮影しているようでした。何だろうと思って外に出てみると、雨が止んだ後の空いっぱいにくっきりと美しい虹の大橋が架かっていたのでした。

空いっぱいにくっきりと美しい虹の大橋が

「並木カフェ メタセコイア」にて約40分休憩したので、ホテルのチェックイン時刻である午後3時が近づいてきました。

 ここから本日の宿泊地として予約している長浜市の「ホテル&リゾーツ 長浜 -DAIWA ROYAL HOTEL-」まで約1時間20分で行けそうなので、ホテル直行で行ってみると、琵琶湖の畔に白い大きなホテルが見えてきました。

 ホテルへのチェックイン時間は午後4時過ぎでした。案内された8階の部屋はとっても広く、琵琶湖を望む窓からの景色が最高でした。

「ホテル&リゾーツ 長浜 -DAIWA ROYAL HOTEL-」の窓から展望

 しばらく寛いだ後、大浴場で疲れを癒しました。お湯は天然温泉ではありませんが、浴槽も広くて湯温もちょうど良く、とっても気持ち良い入浴ができました。

 そして、午後6時30分からの夕食に向かいました。バイキング形式で、広々としたフロアーに沢山の種類の料理が並べられ、好みの料理を器に盛ってテーブルに運ぶだけでも一苦労です。

 チェックイン時にフロントのお姉さんに案内されたとおり、「本日はバスツアーによる団体客が多数宿泊されるので、夕食は7時30分過ぎが空いていておすすめです。」と教えてくれましたが、待ちきれずに行ったため、テーブルを確保するのも大変でした。

 夕食後は、ゆっくり部屋で寛いで、午後9時に着床しました。


2023年11月15日(水) 晴れ
 午前4時30分起床。5時から朝風呂を浴びた後、6時過ぎから長浜で有名な「黒壁スクエア」までの往復ウォーキングを楽しみました。

長浜で有名な「黒壁スクエア」までの往復ウォーキング

「黒壁スクエア」までの往復ウォーキング

 日の出前のまだ薄暗い時間なので、もちろん観光客は誰も訪れてはいません。人影の写り込まない写真が撮りたいばかりに、旅行に行けばいつもこの時間帯の写真撮影を楽しみます。

 ひととおり撮り終えてJR長浜駅前を通ってホテルへと戻る途中、「日本で一番古い駅舎 旧長浜駅」を見つけました。その旧駅舎のスタイルをそのまま今に受け継いだのが現在のJR長浜駅であることが、写真で見比べて分かりました。

「日本で一番古い駅舎 旧長浜駅」を見つけました。
日本で一番古い駅舎 旧長浜駅

JR長浜駅前を通ってホテルへと戻る
JR長浜駅前

 ホテルに近づくにつれて、日の出とともに辺りも明るくなり、遠くには長浜城が朝陽を浴びてキレイに輝いて見えました。

遠くには長浜城が朝陽を浴びてキレイに輝いて見えました。

 ここではまだホテルでの朝食時間に少し余裕があったので、琵琶湖の畔まで行ってみました。穏やかな天気に恵まれたお陰で、波の無い琵琶湖の風景はとってもキレイに観えました。

波の無い琵琶湖の風景

 ホテルの玄関横には5台の観光バスが駐車されていました。宿泊客が多いと感じたのは、スタッフが教えてくれたとおり、5台ものバスツアーによる団体客が宿泊されていたからでした。なるほどね!

 ホテルの朝食は、再びのバイキングです。夕食も朝食も同じバイキングだと「ちょっとなぁ~」なんですが、これで価格を抑えた宿泊料金設定なのでしょう。止むを得ませんね。

 それはそれとして、琵琶湖の眺めの良い席を確保しようと、窓際のテーブルに近づいたのですが、どのテーブルも既に「食事中」の印に立てる小さな立て札が置かれて空席がありませんでした。

 すると、横のテーブルで食事中のご夫婦と思われる二人組の外国人客が、ジェスチャーを交えて「空席だから座って良い。」と言っているように猛アピールしてくれました。

 私たちはその席を特に好んで使いたいわけでもないのですが、「please!please!」そのあまりの勢いに押されて「食事中」の立て札を立て食材を取って戻ってくると、その外国人客は、既に食事を済ませて空席になっていました。

 ラッキー!我々はその席を利用させていただき、キレイな琵琶湖を眺めながらゆっくり朝食を頂くことができたのでした。

 午前9時30分過ぎにホテルをチェックアウトし、まずは「黒壁スクエア」へと向かいました。現地近くには午前10時頃に着いたのですが、駐車場が分かりません。

 「セブンイレブン長浜駅前店」「滋賀銀行長浜駅前代理店」を右に見て走行中、ここを過ぎてすぐ右に多数の空車スペースがある格安駐車場を見つけました。もうこれで安心して観光を楽しめます。

黒壁スクエアの裏通り

黒壁スクエアのシンボル「黒壁ガラス館」です。

 黒壁スクエアの周辺をゆっくり見て回って駐車場に戻ったのですが、支払った駐車料金はワンコイン100円でした。大助かりです。

 そして、続いて向かったのが、妻が行ってみたいと盛んに言っていたバームクーヘンで有名な「ラ コリーナ近江八幡」です。

 私は、以前(2022年5月26日)水郷めぐりで近江八幡を訪れた際に、ここ「ラ コリーナ近江八幡」へも立ち寄ったことがあるのですが、その時は大混雑で、買い物一つできずに退散したことを覚えています。

 ちょうど正午ごろに到着したのですが、どうにか駐車できました。中に入ってみると、やっぱり昨年同様に混雑していましたが、時間には十分余裕があるので、先に昼食を摂ることにしました。

 広場に出てすぐ右の「カステラカフェ」にて順番を取り、名前を書いて待つことにしました。なんと12組待ちでした。約1時間待って呼んでくれました。

 それでもそんなに長時間待ったように感じませんでした。まだそれほど空腹感もなく、また、時間にゆとりのある旅なので、😋余裕のよっちゃんです。

 「カステラたまごのオムライスセット」を1セット注文し、二人でシェアしてちょうど良かったです。昼食にこれ以上食べて夕食を美味しく食べられなくなっては困るからね!

 食後に広場周辺を散策すると、ここの社長の趣味が伝わるアイテムがあちこちに置かれていました。それは私の好みのアイテムでもありました。

 また、食べ物についても、美味しいスイーツのお店でいっぱいでしたが、私たちは若い人たちのようには食べられそうにありません。見て回るだけでお腹いっぱいになりました。

 「ラ コリーナ近江八幡」を後にして、続いて向かったのが「道の駅 びわ湖大橋米プラザ」です。ここからの琵琶湖大橋の眺めが最高なのです。

「道の駅 びわ湖大橋米プラザ」からの琵琶湖大橋です。

 ここでしばらく休憩するうちに、ホテルのチェックインにちょうど良い時間となりました。向かうは雄琴温泉「湯の宿 木もれび」です。

 ここは小高い場所にあるホテルで、隣の「湯元館」の別館となっているようです。急な坂を100mほど登っていくとありました。でも、まだ1台も車が駐車してなくて、私たちが1番のようです。🤔??(大丈夫?)って感じです。

 チェックイン後、案内された2階の部屋に入り、まず驚いたのが、部屋もトイレや洗面所も非常にキレイなことです。建築してまだ新しいのでしょう。疲れを癒すため、早速お風呂に行きました。

 大浴場はありませんが(入浴代700円で隣の湯元館へのご案内もあります。)お湯は温泉そのものです。一人の貸し切り状態で、足を伸ばしてゆっくり温まることができました。最高!

 入浴後、2階の部屋に戻って窓から駐車場を見ると、なんと次々と車が入り、午後5時頃には10台が駐車され、🙂心配ご無用でした。

 18時からの夕食は1階食堂です。テーブルに案内されてから全体を見渡すと、またまた、なんと!10席ほどある4~6人掛けテーブルが全て満席になっていました。

 出されたメニューは、お肉が主体の最高の料理でした。地酒の冷酒もまた格別で、〆の釜めしにも舌鼓を打ち、本当に全て美味しく頂くことができました。

 ただ、難点が一つだけありました。それは、6人組テーブルで食事する60歳位の女性2人による会話がハイテンション過ぎることでした。当の本人らには周りの迷惑に気付くことなく、大きな笑い声と共に耳を塞ぎたくなるほどでした。

 隣の席でひとり旅のおじさんが可哀そうなほどでした。騒がしさはみんなの食事が終わって各自の部屋に戻るまで収まることがありませんでした。


2023年11月16日(木) 晴れ
 この日もいつものように午前5時に起床し、6時30分過ぎから早朝ウォーキングに出かけました。比較的暖かくて天気も良くとっても気持ちの良い朝でした。

 ホテルは高台にあるため、一般道に出るまでの100mほどの坂道を下って行かなければならず、もとろん帰りは逆に同じ坂道を登って来なければなりませんが、坂道の際に階段が設けられているので、ゆっくりなら大丈夫のようでした。

高台に位置する雄琴温泉「湯の宿 木もれび」への坂道です。

湯元館の裏通りから

 雄琴の町は、琵琶湖の湖西から比叡山よりに西に向かって緩やかな傾斜地になっており、昔ながらの日本家屋の古い住宅が多数残っています。

 約1時間散策の後ホテルに戻ると、ちょうど7時30分からの朝食時間でした。朝食前に急な坂道を登ってきたので、少し休憩しないと、いきなり食べられません。早朝散歩にホテルを出てすぐの坂道往復はちょっときついですね!

 1階食堂に行くと昨夜と同じテーブルに朝食の準備が整っていました。そして、また、夕食時に一緒だった騒がしいあの6人組とかぶってしまいました。

 おばさん二人の取りとめもないハイテンションで耳障りな会話を我慢しながら食べる始末です。😣それはそれは言葉では言い表せないほどの騒がしさでした。

 しかし、このことに誰一人として文句を言わないのは、これも日本人の文化なのでしょうか?それでも料理がとっても美味しかったのが何よりの救いでした。

 先にこの6人組が食べ終わって席を立ったので、私たちは急がなくてもよいことから、お茶を飲んで最後は静かにゆっくりさせていただきました。

 部屋に戻って、本日の予定を信楽町「大小屋(OOGOYA)」と決めている(妻の希望)ので、スマホで帰路へのルートと予定時刻を調べました。

 信楽町へは新名神経由で約50分あれば到着できそうなので、ホテルのチェックアウトが11時ということもあり、10時過ぎにゆっくり出発しました。

 信楽ICを下りて「陶芸の森」を目的地に進むと交差点の角に「大小屋」がありました。陶芸の森は初めてなので先に立ち寄ってみましたが、陶芸に関する研修施設が点在する広い場所で、階段も多く歩いて行くのも大変そうだったため、記念に写真1枚写して「大小屋」に向かいました。

滋賀県立「陶芸の森」に立ち寄りました。

 ここは妻の趣味のスペースで、旅の思い出とお土産に好みの陶器を買っていました。私もマグカップを買いました。大小屋では陶器の販売だけではなくカフェレストランと一体になっているので、とてもゆっくりできます。😋ソフトクリームが美味しかった。

信楽町の陶芸店「大小屋(OOGOYA)」です。

 最後に陶器が趣味の妻も「大小屋」でゆっくりできて大満足の様子でした。

 久しぶりに妻との二人旅ができたことを本当にうれしく思います。最高の思い出になりました。これからも二人いつまでも元気で、また二人旅ができることを願っています。

岸和田SAに到着しました。
岸和田SAに到着!

 思い立ったが吉日の如く出かけた「琵琶湖周遊の旅」でしたが、今年の予期せぬ気候変動にもかかわらず、なんと!出かけた三日間が、とっても穏やかで素晴らしいほどの晴天に恵まれ、最高の旅行日和となったことが、本当に不思議と思えるほどでした。

 そして、二人が仲良く無事に帰れたことが何よりの幸せです。✌️旅は最高‼️

THE END

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