白山白川郷ホワイトロード2023
【もくじ】
10/24>メタセコイヤ並木道~板取宿~今庄宿~一乗谷朝倉氏遺跡~丸岡城
10/25>白山白川郷ホワイトロード
10/26>瀬戸川と白壁土蔵街
いつもの旅のメンバーで「白山白川郷ホワイトロード」への紅葉見物に行きました。3年前から計画していましたが、天候悪化や自然災害による道路閉鎖が原因で行けずに、今回やっとリベンジを果たすことができました。今年の紅葉は例年になく鮮やかな色づきとなったようで、待った甲斐がありました。
(2023年10月24~10月26日)
3年越しの待ちに待ったこの日がやっと来ました。出発時刻について、当初の計画では、たび友メンバーM氏宅を午前5時に出発し、私の自宅にお迎えに来ていただき再出発する予定でしたが、高速道路のリニューアル工事が至る所で行われていることを考慮し、また、都会の渋滞を避けようと1時間早めての早朝出発としました。車は、M氏所有のハリアーです。
私の自宅から午前4時30分と、まだ暗いうちからの出発なので、ご近所様に迷惑にならないように県道まで出てM氏お迎えの車に乗り合わせ再出発しました。そして、最初の休憩地点である岸和田SAに着いたのが午前4時50分でした。
ここから次の休憩地点を桂川PAとし、ここで朝食を摂る予定でしたが、到着時刻が早すぎてレストランがまだ開店していませんでした。やむを得ず高速を降りて当初の予定どおり道の駅「妹子の郷」へと向かいました。
ここでも到着時刻が早すぎてレストランの開店(午前9時)まで1時間も待てません。仕方なく再出発し、進行途中にあった道の駅「藤樹の里あどがわ」に立ち寄りました。
しかし、ここでのレストランの開店時間が午前10時とまたしてもタイミングが合わず、止む無く同じ「道の駅」の施設内に併設されたローソンのファーストフードにて車内で朝食を済ませたのでした。
こうしてどうにか朝食を済ませたところで、次の予定の立ち寄り場所である「メタセコイア並木」へと再出発しました。一般道でも全く渋滞なく「メタセコイア並木」の駐車場として利用させていただく「高島市農業公園マキノピックランド」へとスムーズに到着できました。到着時刻は午前8時30分でした。
人出の少ない朝の早い時間に到着できて良かったのですが、入ってみたいと思っていた「並木カフェ メタセコイア」もタイミングが悪く午前10時30分からの開店なので、写真だけ撮って車窓から楽しみ、次の立ち寄りポイントに予定している「板取宿」へと向かったのでした。
板取宿の駐車場は、国道365号線沿いに在ることはあるのですが、案内表示もない小さな駐車スペースしかなく、一度は通り過ぎてしまいました。Uターンしてゆっくり探しながら走行し、どうにか見つけることができました。
せっかく来たので立ち寄ってみたのですが、観光客が少ないためか維持管理が徹底されていないように感じました。でも、幕末の頃の宿場町の宿が遺されていて、当時の風情を感じることができました。
ここでは写真撮影だけ済ませ、次の立ち寄りポイントとして予定している「今庄宿」へと午前10時10分に再出発しました。
「今庄宿」は、国道476号線から県道138号線に入ってすぐのJR今庄駅前に位置し、「今庄宿本陣跡」までの周辺散策を楽しみました。
高速道路での渋滞を予測して早朝出発したことから少し時間的にゆとりができたので、予定外でしたが「一乗谷朝倉氏遺跡」へも立ち寄ってみました。ここは自然の中の広々とした静かな史跡で、初めて訪れたことでもあり非常に見ごたえがありました。
そして、初日の最後の立ち寄りポイント「丸岡城」へと向かいました。
江戸時代以前に建設された天守が残っているお城は日本全国に12城あります。それらを総称して「現存天守(現存十二天守)」と呼びます。丸岡城はその貴重な天守のひとつで、北陸地方に残る唯一の天守です。 文化財保護法に基づいて重要文化財に指定され保存されています。 (以上、丸岡城公式サイトより)
私たちが訪れた時、ちょうど地元の小学生らしき大勢の子供たちが天守閣を見学中だったので、天守閣へは登らずにソフトクリームを食べ、写真撮影だけ済ませてこの場を後にしましました。
その後は、今夜の宿泊予約をしている山代温泉「愉快リゾート 彩朝楽」へと向かいました。ホテルへの到着時刻が午後3時ちょうどで、当初の予定より約40分早く着きました。
チェックイン後、部屋に入ってまた驚きました。M氏ご夫妻は洋室ツインルームですが、私は和室10畳+6畳の2間に1名の宿泊なので、広すぎるくらいでした。少しの時間だけ寛いだ後、早速大浴場で疲れを癒し、最高の温泉入浴を楽しみました。
夕食はレストランでのバイキングで、数々の料理とお鍋、それに生ビールと地酒でお腹いっぱい堪能しました。今夜はゆっくり眠れそうです。
いつものように午前4時過ぎに目が覚めました。そして、午前5時前からホテル周辺を早朝散歩に出かけてみました。しかし、道路は街路灯はあるものの薄暗く、人と出遭うこともありませんでした。
ウォーキングを兼ねておよそ1時間散策しましたが、誰にも出遭うことなく車が1~2台通っただけの少し寂しさを感じる街でした。
朝食時間の7時30分にはお腹が空いて、昨夜の膨満感が消えています。でも、また朝食バイキングで好き放題摂れば、先ほどのウォーキング効果がなくなるので、欲張る気持ちを抑えてできるだけ軽い食事に徹しました。もうこれ以上太るとズボンが入らなくなってしまいます。
午前8時45分にチェックアウトを済ませ、私にとって3年越しとなる今回の旅のメインイベント「白山白川郷ホワイトロード」へと、逸る気持ちを抑えて出発しました。
石川県側から国道360号線を通って「白山白川郷ホワイトロード」中宮口料金所から入りました。そして、まず最初に着いたのが「岩底(かまそこ)の滝」の駐車場でした。しかし、滝が周りの樹木に隠れて観えませんでした。
続いて着いたのが「姥ヶ滝(うばがたき)」の駐車場でした。
次に着いたのが「ふくべの大滝」の駐車場でした。ここでは観光客も多く、人影の入らない好みのアングルによる写真撮影は叶いませんでした。
次に「国見展望台」の駐車場に着きました。ここから望む風景も最高でした。
そして、感動の風景が次の「白山展望台」の駐車場から望む雪化粧した白山でした。
その次に向かった「栂の木台駐車場」から望む白山も紅葉に映えて最高でした。
そして、最後に向かったのが「白川郷展望台」でした。駐車場から展望台まで階段を登ると観えることは観えますが、肉眼では遠すぎてはっきり観ることができません。ここは少し期待外れでした。
これで「白山白川郷ホワイトロード」の見どころポイントを全て終えて、続いて本日最後の観光ポイントとして予定している「白川郷」へと向かいました。ここは以前にも何度か訪れてはいるのですが、この日は秋晴れの天候に恵まれたこともあり、観光バスでも多くの方々が訪れており、外国人観光客も目立ちました。
この日の最後の観光を終えたところで、歩き疲れてお腹が空いてきました。時間はもう午後1時30分を過ぎていました。しかし、ここではどこも混み合っていてお食事処がありません。やむを得ずお茶屋の「五平餅」1本で我慢しておきました。
今夜の宿泊ホテルでの夕食メニューを楽しみに、駐車場へと戻ってはホテルへと再出発しました。
予約済みのホテル名は「飛騨ともえホテル」で、カーナビを頼りに白川郷からは国道360号線を通るルートを利用しました。東海北陸自動車道を通るルートもありますが、時間的に10分程度の差しかないことから、一般道で行きました。
3桁国道は道幅が狭く、また、ヘアピンカーブが多いことから、車を操縦する面白さがあり、のんべんだらりと走行する高速道路よりも私はこちらの道が好きです。(ここでは運転を交替し、私が運転させていただきました。)
そして、ホテル到着時刻は午後3時50分でした。ここでは2室ともツインルームで、しかも隣り合わせのお部屋を用意してくれていたので、とても助かりました。
疲れを癒すために、まずはお風呂に入りに行きました。温泉旅館にあるような大浴場はありませんが、私はM氏と2人だけの入浴だったので、狭いとは感じませんでした。でも、M氏の奥様が利用した女性風呂では、他の旅行者とかち合ったことから、狭さを感じゆっくり入浴できなかったそうです。
やがて待ちに待った夕食時間の午後6時30分が来ました。どんなメニューを頂けるのかと楽しみにしていたところ、やっぱり美味しそうな「飛騨牛のステーキ」が出ました。
まずは生ビールで乾杯し、その後、地酒の冷酒も頂いて、お腹いっぱいになりました。もう満腹で、〆のご飯とみそ汁が食べられなくなり、お断りしたのでした。それでも最後のデザートは別腹で頂きましたが...。ご馳走様でした。
明朝の午前5時から、M氏と二人でウォーキングを兼ねて飛騨古川の町並み巡りに出かける約束をして各部屋に戻ったのでした。
午前4時30分起床。約束の午前5時からの町並み巡りに出かけました。こじんまりとした町ですが、外灯が明るく灯り、瀬戸川と白壁土蔵街が小京都の雰囲気を醸し出しています。JR飛騨古川駅にも寄ってみたのですが、写真を撮るにはまだ少し暗いので、一度部屋に戻り再度出直すことにしました。
午前6時頃から少し明るくなったので、今度は私一人で、観光客の写り込まない人出の無いうちに、見どころポイントの写真撮影を楽しみに行きました。
写真を撮りまくっているうちに、あっという間に時間が過ぎて朝食時間が近づいてきたので、一旦はホテルに戻り、みんなと一緒に朝食を頂きました。
朝食も美味しすぎて、いつもよりたくさん食べてしまいます。旅行に来るとどうしてこんなにたくさん食べられるのでしょう。不思議です。
朝食後、午前9時前にホテルをチェックアウトし、再度みんなで飛騨古川の瀬戸川と白壁土蔵街の散策に出かけました。この時間になると、徐々に観光客が増えてきました。こうなるとカメラ好きの人はみんな同じような場所を選ぶので、他人の映りこみを気にして撮らなければならず、面倒です。
そして、今回の旅の最後に「飛騨古川まつり会館」に入館し、古川まつりの紹介映画を観て地域の発展の取り組みなどを見学させていただきました。
お土産もここでまとめて購入し、あとは高速道路で帰るだけにしたのでした。時間も午前10時を過ぎたところです。これから帰路に着いて渋滞に遭わなければ、予定どおり午後8時過ぎには帰着できるはずです。
帰路は、近くの飛騨清見ICから東海北陸自動車道を利用し、その後、名神高速道路を通って、途中、養老SAで休憩し、一時高速道路を下りて一般道(国道365号・306号)を通り、東名阪・西名阪から松原JCT経由で阪和道に出ることにしました。これも名神高速から近畿道での通勤時間帯の渋滞を予測しての対応です。
予測通り渋滞に出逢うこともなく阪和道に出ることができ、途中、岸和田SAで夕食を摂って帰りました。私の自宅に到着したのは午後8時過ぎで、予定よりも早く帰着できました。
3年越しの「白山白川郷ホワイトロード」へのリベンジの旅。天候にも恵まれ、紅葉も見ごろで、最高の旅ができました。そして、無事に帰着できたことが何よりの喜びです。皆さん!本当にお世話になりありがとうございました。
THE END




























