角島大橋車中泊2023

 ゴールデンウイーク中はどこも混雑が予想されるので、連休終了後の5月8日の月曜日からの出発とし、行きは南海フェリーで和歌山港から徳島港に渡り、四国を横断して松山市の三津浜港から山口県屋代島の伊保田港まで再びフェリーで渡って角島へと向かうことにしました。その後は、車中泊のできる場所を見つけ次第、そこを宿泊地にして角島大橋の絶景を撮影できるポイントを探し、満足できる写真が撮れ次第、帰路に着くこととしました。要するに目的はただ一つ。角島大橋の絶景を撮影することです。

ALBUM

(2023年5月8日~10日)


2023年5月8日(月) 雨のち晴れ
 午前3時起床。前日から準備していた荷物を車に積み込んで、出発の用意が整いました。まだ小雨が降っていましたが、天気予報では午前5時頃から止み間に入り、その後は急速に晴れてくるようなので、和歌山港の出港時刻である午前5時30分の30分前には間に合うようにと、途中コンビニで朝食のパン等を購入すべく午前4時30分に自宅を出ました。

和歌山港の出港時刻である午前5時30分の30分前

 南海フェリーは徳島港へと予定どおり午前7時30分に到着しました。そして、カーナビを松山市の三津浜港に設定し再出発しました。この頃には天気も回復に向かい、空は明るさを増してきました。

徳島港フェリーターミナルへと予定どおり到着しました。

 目的の角島へは、再び松山市の三津浜港から「防予フェリー」を利用して山口県の屋代島に位置する伊保田港を経由して柳井港に向かう15:05発の便に乗船する計画で、一般国道11号線と194号線を利用して四国を横断します。

 高速道路を利用すれば早く到着できるのは当然ですが、どうせ次の防予フェリーの出港時刻の9:40発には間に合わないため、一般道をゆっくり行くことにしました。走っていくうちに晴れ間も見えて気分も晴れ晴れです。

 一般道をゆっくりと休憩しながら走っていくうちに、スムーズに午後2時頃に三津浜港に着きました。次の出港まで約1時間の余裕があるので、乗船券を購入し、港の風景を眺めているうちに時間も過ぎ、15:05発の伊保田港経由柳井港行きフェリーに乗船できました。

伊保田港経由柳井港行きフェリーに乗船

 ゴールデンウイークが終わった後なので、道路もフェリーも空いていました。「防予フェリー」は、瀬戸内海の島々のきれいな風景を眺めながら、予定どおり16時12分に山口県屋代島の伊保田港で下船しました。

 時間も夕刻に近づいてきたので、車中泊の場所を探しました。走っていくうちに道の駅「サザンセトとうわ」の案内表示がありました。ちょうど国道437号線沿いの分かりやすい位置なので、入ってみました。

道の駅「サザンセトとうわ」にて車中泊です。

 ここは駐車スペースがとっても広くて、建物の裏の海側にも広い駐車場があり、車も非常に空いていて、暗くなってからも私の車を含めてたったの2台でした。


2023年5月9日(火) 晴れ
 海側は風が強くてあまりゆっくり仮眠することができませんでしたが、それでも十分疲労感が取れたので、午前3時30分に再出発しました。

 屋代島を横断する形で日の出前の真っ暗な中を走ったため、辺りの景色が全く見えず、少し残念な気持ちでした。時間を急ぐ必要は全くないのですが、何もすることがない時間を過ごすのも反って辛いものです。

 山口県に入り、天気も良く、ここまでくればもう目的地である角島を目指すしかありません。そして、午前9時前に国道191号線から角島が見える海側のきれいな風景が見え始めました。

 角島大橋のすぐ横にある「海士ヶ瀬公園」の駐車場に車を停めて、早速、カメラを首にかけ歩いて撮影に向かいました。快晴で風も無く絶好の撮影タイミングです。

角島大橋のすぐ横にある「海士ヶ瀬公園」の駐車場

 始めて来て、一発でこんな絶景の撮影タイミングに出逢えたことを天の神様に感謝しました。空の青と海の青、この最高の風景をカメラに収めながら少し高台にある角島大橋の撮影ポイントへと向かいました。

少し高台にある角島大橋の撮影ポイント

 ゴールデンウイークが終わった後の平日で、観光客も非常に少なくて自由なアングルで撮影できたので、本当に幸せな気分に浸ることができました。

 絶景を撮影できたことを喜びながら、続いて、車で角島大橋を渡っては「角島灯台」の撮影に向かいました。爽やかな気持ちの良い天気に恵まれて、最高の気分です。

角島大橋を渡っては「角島灯台」を撮影

 今回の目的である「角島大橋」の絶景撮影に成功し、このまま帰路に着こうかとも思いましたが、せっかくなので、岩国市の「錦帯橋」に立ち寄って帰ることにしました。ここも初めてなので楽しみです。

 一般道を利用したので、私の古いカーナビでも全く不自由なく午後3時頃には「錦帯橋」に到着できました。

岩国市の「錦帯橋」に立ち寄りました。

 ここでも青空をバックに初めての「錦帯橋」を撮影できて気分は最高です。今回の撮影旅行は全ての目的が達成できたことで、もう何も心残りはありません。

 これからゆっくり高速道路を走って帰路に着くことにしました。今朝は日の出前の走行で屋代島の風景を観られなかったこともあり、柳井港から再び四国を経由して帰ろうとも思いましたが、フェリーでは出港時刻の待ち時間が長くスムーズに帰れないこともあり、それに目的が達成できたこともあって、もう早く帰りたいばかりでした。

 午後5時前に山陽自動車道の岩国ICを入り同6時前に宮島SAに到着し、ここで仮眠休憩を取ることにしたのですが、駐車場は大型トラックで埋め尽くされていました。

宮島SAにて仮眠休憩を取る

 少し空いていた小型車スペースにどうにか駐車できましたが、近くに駐車しているトラックのアイドリング音が耳障りで、あまりゆっくり休めませんでした。


2023年5月10日(水) 晴れ
 午前3時頃に目が覚め、同4時頃に再出発しました。早朝スタートなので、車はほとんど走っていません。非常にスムーズで、走行車線をマイペースで走れる幸せを味わって帰りました。

 途中、ゆっくりと休憩を取りながら、午前11時45分頃に自宅に無事到着できました。運よく一発で目的が達成できた喜びで大満足です。

THE END

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