志賀高原2004

【もくじ】
9/16>和歌山~信州中野~志賀草津道路~山田牧場~レッドウッド・イン
9/17>山田牧場~善光寺~万座ハイウェー~蓮池ホテル
9/18>信州中野~和歌山

 今夏最後のソロツーリングは、志賀高原に決まりです。国道292号線の志賀草津道路は、長野県中野市から国道最高地点の渋峠を境に群馬県草津市につながる痛快なワインディング道路で、そこからの眺望は日本一!天にも昇る爽快さです。

ALBUM

(2004年9月16日~18日)


2004年9月16日
 やっぱり夏は信州!今夏は初めての志賀高原へ。突然休暇をいただいてのソロツーリングで、心身のリフレッシュをさせていただきました。

 午前4時20分に自宅を出発。夜明け前とはいえ、辺りはまだ真っ暗です。県道までバイクを押して、アイドリングもそこそこに和歌山ICへと向かいました。今夏は残暑が厳しくて、今日も非常に蒸し暑い朝となりました。

(和歌山ICから信州中野ICまでは省略します。)

 和歌山を出発してからおよそ7時間30分。やっと信州中野ICに到着です。天気は快晴!抜けるような青空で、絶好のツーリング日和です。このチャンスを逃す手はありません。

 よーし!今から草津までを往復し、ビューポイントを撮りまくるぞ!そんな気持ちで、まずは、昨夜急いでクラブトクーから予約を入れておいた今夜の宿泊予定先の「レッドウッド・イン」に確認の電話を入れました。回答は「OK」とのこと。2泊目予定の「蓮池ホテル」は予約確定済みなので、今日からの2泊はこれで安心です。

 国道292号線は長野オリンピックとともに整備され、信州中野ICを降りて志賀中野有料道路からそのまま志賀草津道路へと気持ち良く繋がっています。きれいに整備された道路を軽快に走っていくと、すぐに痛快なワインディングが待っています。

信州中野ICを降りて志賀中野有料道路へ

 ここからおよそ40kmはコーナーの連続です。日本一と言えるほどの素晴らしい景観を愉しみながら…いや失礼!愉しみながら走れる道ではありません。眺望を愉しむためには、必ず停まらなければ危険です。志賀高原のワインディング道路は、それほどコーナーの連続なのです。

 コーナーを貫けるたびに素晴らしい景観に出会えるので、空の青さとともに、その都度シャッターを切りたい思いに駆られます。

コーナーを貫けるたびに素晴らしい景観に出会えます。

 草津のスーパーで今夜の夕食を買い込んで、再び今来たワインディングを笠岳まで戻り、今夜の宿泊地の「レッドウッド・イン」を目指しました。

 ええっ?なぜ夕食を買い込むのかって?はい、それはクラブトクーからの予約だからです。たぶん安価(大人1名宿泊料3,486円)に設定するためのトクーの宿泊条件なのでしょう。

 「レッドウッド・イン」は奥山田という深い山間にある山田牧場内にあります。それはそれは広大な面積を有する牧場で、そこにはたくさんの牛が放牧されており、牧場内周辺の道路にまで所かまわずに降りてきます。そんなのどかな環境で、ほんとに気に入りました。

奥山田という深い山間にある山田牧場

 チェックイン時は快く迎えられ、早速部屋に案内してくれました。一人泊まりとあってか、ロフトの低い天井の部屋でしたが、それほど圧迫感は感じませんでした。ただ、照明が暗く感じたのが非常に残念でした。この明るさでは、地図を見ながら明日の計画を立てることすらできません。

 少し気分を害しながら、長旅の疲れを癒すべく、当宿自慢の温泉に向かいました。「今や天然記念物ともいわれる樹齢1,650年、直径3.2mのレッドウッドをくりぬいた丸太の露天風呂がレッドウッドインの自慢。夜空を見上げながら、また朝霧の中で入る露天風呂は格別!」との触れ込みのとおり、他では味わうことのできない最高の贅沢なひと時を満喫することができました。

本日の走行距離:641.5km
本日の燃料補給:28.05ℓ


2004年9月17日
 午前5時起床。ゆっくり熟睡できたのと、夕べの温泉が効いたのか、長旅の疲れは全くと言っていいほど残っていません。再度、朝風呂で贅沢をさせていただき、午前8時からの朝食の時間を待ちました。

 朝食は豊富な食材とボリュームでとても美味しくいただきました。???ふと食堂の窓越しに外を見ると、道路が濡れているじゃありませんか。

 早速テレビをかけて天気予報に目をやると、午前中は降水確率50%、午後からは20%と、大したことはなさそうですが、午後から晴れることを期待して、午前中は善光寺参りにすることにしました。

 晴れてくることを期待しましたが、チェックアウトの時間まで待っていても、この霧雨が晴れそうもないので、止むを得ず支払いを済ませて出発することにしました。

 宿泊料金は朝食代1,050円にトクー会費735円を加えても、当日予約割引500円が付いていたので、差引合計4,771円。クラブトクーのおかげで、格安にて疲れを癒すことができました。

 降っているのかいないのか?晴れてくるのかこないのか?ハッキリしない天候のままで志賀高原を下り、善光寺までやってきました。この天候では山間部を走っても何も面白みがないことから、善光寺参りに変更して良かった。そう気持ちを切り替えて善光寺の拝観を愉しみました。

 有名な善光寺の大門を見たかったのですが、誠に残念!!平成15年からの三門保存修理工事で見ることができなかったのです。

平成15年からの三門保存修理工事で見ることができなかったのです。

 仕方なく周辺の散策を愉しんだ後、近くのそば屋で昼食を済ませました。食後の休憩をしているうちに、予報どおり天気回復の兆しが見え始めました。

 「よーし!いいぞ!」今から菅平経由で万座ハイウェーを通り、今夜の宿泊ホテルに向かうルートに急きょ予定を変更?別に他のルートを決めていた訳ではないので、変更じゃなく決定ですね。

 国道406号線から144号線へと、途中「鳥居峠」を越えて通称「長野街道」から万座ハイウェーへと進みました。浅間白根火山ルートの「鬼押ハイウェー」も走りたかったのですが、浅間山の噴火により降り注ぐ火山灰の影響などを考慮し、今回はあきらめました。

 万座ハイウェーは、自然の中を走り抜ける爽快な道路です。そして再度、国道292号線からワインディングを愉しみながら、午後5時ジャスト、今夜の宿泊予約をしている「蓮池ホテル」へと到着です。

「蓮池ホテル」へと到着です。

 「蓮池ホテル」は蓮池のサイドに立つ非常に周辺環境の良いホテルで、一人泊まりにもかかわらず部屋は広くてバス・トイレ付。お風呂は24時間入浴OKの温泉です。ゆっくり温泉で疲れを癒しては、美味しい料理に舌鼓。飲み干すビールの味も最高でした。おまけに宿泊料金は、1泊2食付き6,300円と低料金!絶対得した気分です。

本日の走行距離:184.2km
本日の燃料補給:16.21ℓ


2004年9月18日
 さあ!今日はもう志賀高原ツーリング最後の日。また丸一日かけて、高速道路を走り抜けて帰らなければなりません。

 いつものように午前5時に起床し、目覚めの朝風呂温泉へ。7時30分に朝食を摂り午前8時のチェックアウト。志賀高原に別れを告げ、信州中野ICから、ひたすら和歌山ICまでの高速ツーリングです。

 途中、何度か小雨に遭いながら、降ったりやんだりを繰り返し、養老SAに着く頃には、もうレインウェアが欠かせない本降りになってしまいました。でも、大津SAでの休憩と給油を済ませた頃には雨も上がり、雲間から青空が見え隠れし始めました。ここでレインウェアを脱ぐことができてやれやれです。

 岸和田SA到着時刻は午後5時35分でした。現地では天候に恵まれて、日本一とも言われる景観をカメラに収めることができ、心身ともにリフレッシュできました。とにかく、今回も無事に終了できて、これが一番の喜びです。

本日の走行距離:566.7km
本日の燃料補給:26.58ℓ
総走行距離:1,392.4km
総燃料補給:70.84ℓ

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