祖谷温泉2002

 待ちに待ったクラブの一泊ツーリング。今年は、四国、徳島県の「祖谷温泉」を目指します。南海フェリーを利用して、和歌山港を早朝出港し、徳島県の小松島港から国道55号線を南下、南阿波サンラインを経由して高知県に入り、室戸岬から更に南国まで走行し、ここからは、国道32号線を山間部へと北上し「祖谷温泉」へ。翌日は「徳島自動車道」を利用して、途中「うだつの町並み」を見学し、その後「大鳴門橋」を経由して「うずしお観光」を愉しんだ後、再び小松島港から和歌山港へと帰るルートです。

ALBUM

(2002年10月26日~27日)


2002年10月26日(土)
 今回は、あまり天候には恵まれず、往路では、国道55号線を室戸岬まで南下中、海岸沿いで突然の激しい雨に打たれました。

 その後、雨は上がったものの、すっきり晴れ渡ることはなく、ハッキリしない天候のまま、お昼休憩の場所を見つけました。そこは国道55号線沿いにある道の駅「キラメッセ室戸」内のレストラン「食遊 鯨の郷」です。

 同行したクラブの一人は、魚は大好物ですが、普段から牛肉等の哺乳類や鳥類の肉は体に合わず食べないのにも関わらず、鯨の肉は美味しいと言って食べていました。🤣鯨は海で泳いでいるから魚類だと思っているのでしょうね!きっと。

昼食後は、国道55号線から国道32号線を北上し、今夜の宿泊ホテル「かずら橋」へと直行しました。

 天候には恵まれませんでしたが、「南阿波サンライン」や国道32号線の山間部では、爽快なワインディング走行を愉しむことができたので、雨のストレスは、誰も残らなかったように思います。

2002年10月27日(日)
 祖谷温泉「ホテルかずら橋」は、深い谷川の祖谷川沿いに面し、そこからすぐ近くに祖谷川に架かる「かずら橋」があります。

 橋は、その名のとおり、太い「かずら」を編んで造られており、この土地の観光名物とあって、通行料金500円が必要です。

 祖谷でのひと通りの観光を愉しんだところで、再び帰路に出発です。今日は、徳島自動車道を利用して、脇町の「うだつが上がらない」という表現のもとになった特徴のある「うだつの町並み」を観光して帰ります。

 「うだつ」とは、『民家で、妻の壁面を屋根より高く造った部分。また、建物の外側に張り出して設けた防火用の袖壁(そでかべ)。』のことで、うだつを設けたのが物持ちの家だったからとも、「・・・が上がる」が棟上げをする意の大工言葉から転じて志を得る意となったからとも言われ、地位・生活などがよくならない、ぱっとしないことを「うだつが上がらない」と表現するようになったようです。

 脇町を目指して美馬ICから一般道を走行中、信号待ちする仲間のバイク(VTR1000)に追突!左中指を負傷する事故を起こしてしまいました。

 幸いにも相手のS.N氏にケガはなく大事には至りませんでしたが、S.N氏はもちろん、クラブのみなさんにも多大の迷惑を掛けてしまいました。

 m(_ _)m 深く反省し、今後は事故のないよう、気を引き締めて走行します。うだつが上がらないのはこの私でした。

 事故のショックにより落ち込んだ状態での「うだつの町並み」の見学やその後の鳴門観光等は、カメラには何も残されておらず、自称「カメラ担当」の私にとって、今思えば、とても残念な気持ちです。

 中指の負傷により、CBRの重い(更に重く感じる)クラッチを握ることができません。上半身を深く前傾させ、手のひら全体にクラッチレバーを掛けて、腕で引き寄せるようにして運転し、鳴門海峡等の残りの観光を済ませつつ、どうにか無事に小松島港までたどり着くことができました。

 楽しいはずのクラブの一泊ツーリングが、私の不注意から、一瞬にしてみなさんを不愉快な気分にさせてしまい、本当に申し訳ない思いでいっぱいです。深く反省いたしておりますので、これに懲りることなく、これからもまたツーリングに参加させていただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

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