木曽駒ヶ岳キャンプ1996

【もくじ】
8/24>和歌山~駒ヶ根(戸倉山キャンプ場)
8/25>駒ヶ根~木曽駒ヶ岳(千畳敷カール)~蓼科温泉郷~白樺湖~和田峠青少年旅行村キャンプ場
8/26>和田峠~浅間温泉~松本城~和歌山

 駒ヶ岳という名の山は、日本の100名山に選ばれている中に4つもありました。北から順に、一つは北海道(1,133m)、二つ目は秋田県(1,637m)、三つ目は山梨県/長野県(2,966m)、そして、今回私が訪れた長野県の駒ヶ岳(2,956m)です。また、今回のツーリングコースとして利用したビーナスラインは、茅野から国道299号線を抜けたところにあり、白樺湖、女神湖、車山高原、霧ケ峰、そして美ヶ原高原へと信州の絶景コースを走り抜ける全長約80kmの快適ロードです。

ALBUM

(1996年8月24日~26日)


1996年8月24日
 9時30分出発 近畿、名神、中央自動車道と高速道路を乗り継ぎ、走ること7時間!最高の高速ツーリングを愉しむことができました。

 戸倉山キャンプ場到着後すぐテントを設営し、駒ヶ根市内の温泉街へお湯を求めて走りました。そして見つけたのが「早太郎温泉」です。ゆっくり温泉のお湯に浸かり、駒ヶ根市の夜を満喫しました。


1996年8月25日
 早々と朝食を済ませて7時に出発、昨夜の早太郎温泉から少し西へ行ったところに、高原バスターミナルがあります。バスを待つこと30分、そこから、さらにバスに揺られること約50分、駒ヶ岳ロープウェイのりばである「しらび平」に着きます。

 たいへんな人出で、ここでの待ち時間1時間30分!ところが、乗った瞬間待ち疲れが吹っ飛ぶから不思議だ。あっと言う間に終点「千畳敷」です。この日はすごい霧で、ちょっと残念だったけど、もう一度行ってみたい場所です。

 午前中の駒ヶ岳に予想以上の時間がかかり、茅野に着いたら午後1時を過ぎていました。ビーナスラインを蓼科方面に向かうと、そこは蓼科温泉郷。ここで休憩を取ることにし、共同温泉風呂で汗を流しました。あまりの気持ちの良さに二人とも時間の経つのを忘れ、浴場前の喫茶店を出たときはすでに午後3時を過ぎていました。

 そして、白樺湖。湖畔で写真を撮り、今日のメインルートである車山高原までのライディングを愉しみました。しかし、高原へのリフトの運行は午後4時まで。「しまった!もっと詳しく調べておけば…」と思っても後の祭です。あきらめて、キャンプ場でゆっくりすることにしました。「和田峠青少年旅行村キャンプ場」。ここには宿泊棟もあり、大浴場も完備されていました。いち早くテントの設営を済ませ、風呂で足を伸ばし、少し離れたスーパーへと買出しに行きました。

 早速食事の準備に取りかかったが、鍋焼きうどんのアルミ鍋に穴が…。急いで持参のパーコレーターに移しそのまま調理、「この際、お腹が膨れれば良しとしよう!」その後、ビールで乾杯し、明日のコースを話し合いながら深夜まで飲みました。


1996年8月26日
 午前5時30分。外は濃霧で、辺りは何も見えません。低速での走行を余儀なくされるため、急いで出発することにしました。走行中はレインウエアーを着用しないと濡れてしまうほどの濃霧です。このため、予定していた「美ヶ原高原」、武石峠の「思い出の丘」などへは時間的にも無理があり、また、行ってもこの霧では何も見えないだろうとのことからコース変更。美ヶ原林道から浅間温泉へとゆっくりと安全第一でバイクを進めました。

 山を下るに連れて霧もはれ、薄日も差してきました。浅間温泉に到着し、最後の日を、また、大好きな温泉でゆっくり愉しみました。そして、今回の信州ツーリングでの最終の予定地である松本城に向かいました。

 松本城は、その黒塗りの外観から「烏城」とも呼ばれ、他の城とはまた違った趣を感じさせる。記念写真を撮って、松本市に別れを告げ、一路和歌山ICを目指して走りました。自宅到着後のトリップメーターでは「1117km」となっていました。とにかく、無事帰着で万歳です。

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