北八ヶ岳2017

【もくじ】
6/2>和歌山~ホテルルートイン上諏訪
6/3>諏訪湖~北八ヶ岳~車山高原~美ヶ原高原~ホテルルートイン上諏訪
6/4>諏訪湖~馬籠・妻籠~和歌山

 年休を取得して今日から3連休で「北八ヶ岳」へのドライブツアーに出かけました。メンバーは、いつもの山登りクラブのW氏、I氏との三人旅です。

ALBUM

(2017年6月2日~4日)


2017年6月2日(金) 晴れ
 和歌山を午前9時に出発し、宿泊地の諏訪到着は午後4時頃でした。出発日の今日は平日とあって高速道路の渋滞もなく、また、何と言っても好天に恵まれたことで空気が非常に爽やかで、最高でした。

 早速、予約済みの「ホテルルートイン上諏訪(シングル×3)」に午後5時チェックインしました。そして、すぐにかけ流し温泉大浴場にて疲れを癒しました。ちょうど良い湯温でとても気持ち良かったです。

予約済みの「ホテルルートイン上諏訪(シングル×3)」に午後5時チェックインしました。

 食事について、当初ホテルでは朝食のみとし、夕食はホテル外のレストランでと思いましたが、車のため、一杯飲みたいとの思いもあって「夕食・朝食付き」で連泊予約していました。

 チェックイン時に夕食について何にするかメニューを見ながら尋ねられ、ホテルフロントマンおすすめの「味噌だれ天丼温ソバセット(こんな名前だったような…。?)」を注文しました。

 そうして午後6時、1階レストランでの夕食です。生ビールはないので、止むを得ず自販機の缶ビール「キリン一番搾り」で乾杯しました。そして、食卓に並べられた天丼のフタを開けて「?何これ?」見た目はこれでも味はどうだか?

 ところが、一口食べてビックリ

 見た目の悪さ(😥わっまずそう…。)もさることながら、一口食べてみて「まずいのまずくないのって…。😖」ホテルで食べた夕食で、これほどまずい食事をしたのは、人生65年目にして初めての体験です!

 ホント!これは参りました!どうすればこんなにまずく作れるのか難しいと思うほどです。どう表現したら良いのか??家庭で作る「ちょっとどんぶり」の方が何百倍も美味しいです。

 相棒のW氏曰く「こんなまずいの初めてよ!ブタも食わんぞ!まぁ…仕方なし食ったけどよ…。」だって!

 私は二口ほど食べましたが、止めました。そして、自販機で買ったスナック菓子をあてにビールで夕食を済ませました。

 これも過ぎれば良き思い出となるでしょう!明日の八ヶ岳を楽しみに…お休み~!


2017年6月3日(土) 晴れ
 午前5時起床。いつものように早朝ウォーキングに出かけました。外は長袖シャツの上にウインドブレーカーを着ても少し寒く感じました。

 近くの川沿いから湖岸通りに出て湖畔公園に向かい、諏訪湖ジョギングロードをウォーキングしました。ここでは早朝から多くの人がジョギングを楽しんでいます。一周16kmあるそうです。きれいに整備されていて、景色も良く最高のコースです。

 およそ1時間歩いてはホテルに戻って温泉に入り、午前7時の朝食時間を待ちました。朝食はバイキングで、これは夕食と違ってとても美味しく頂きました。あのまずい夕食は、どうもホテル外のどこか近くの食堂?に外注していたのでしょう。

朝食はバイキングで、これは夕食と違ってとても美味しく頂きました。

 朝食を済ませて部屋に戻り、準備出来次第の出発としました。そして、北八ヶ岳ロープウェイの乗り場を目指し、午前8時にホテルを出発しました。

 国道20号線からメルヘン街道、ビーナスラインを通って「北八ヶ岳ロープウェイ」への到着は、午前8時50分でした。早速、ロープウェイ往復券を購入し、次の出発時刻の午前9時20分まで待ちました。ロープウェイは100人乗りの大型ですが、この日は比較的空いていて、同乗したのは60人ほどでした。

「北八ヶ岳ロープウェイ」のホームページには「出発する山麓(さんろく)駅の標高は1,771m、向かう山頂駅の標高は2,237m。その標高差は466m、総延長2,215mを結んでおります。」と説明が掲載されており、その間を約7分で駆け上がるそうです。

 山頂駅を降りるとすぐに「坪庭」と称される八ヶ岳最後の噴火で出来た溶岩台地があります。我々は、ここから更に約1時間30分かけて「北横岳(標高2,480m)」山頂を目指しました。

 ロープウェイ山頂駅到着時は、やはり標高2,237mとあって気温が8℃と長袖シャツにウインドブレーカーを着ても肌寒く感じましたが、登っていくうちに汗ばんできました。空気も薄くしんどかったが、山小屋「北横岳ヒュッテ(標高2,400m)」までどうにか頑張って、約1時間で到着できました。

 ところが、ここから北横岳山頂まで残りおよそ15分と言うのに、残雪に行く手を阻まれ、ここで残念…。

(ー○ー)=3 ハァ

北横岳ヒュッテでおよそ15分休憩し、坪庭までの下山を余儀なくされました。

残雪に行く手を阻まれ、ここで残念…。

北横岳ヒュッテでおよそ15分休憩

 そして、坪庭一周散策を楽しんだ後、再びロープウェイにて山麓駅へと到着。ちょうどお昼前だったので、山麓駅レストランで簡単に「カレー」で昼食を済ませては北八ヶ岳ロープウェイをあとにしました。

 最高の天候に恵まれて、このまま信州をあとにするのはもったいないので、ビーナスラインを車山高原から美ヶ原高原へと足を延ばすことにしました。私自身はバイクツーリングでビーナスラインを何度か走ったことがあり、車山や美ヶ原へも立ち寄ったことがありますが、同乗の二人は初めてとのことなので、好天に恵まれていることもあり再訪することにしました。

 車山高原は、夏休みなどのシーズンではリフトに行列ができますが、今日は非常に空いていてすんなり山頂まで登ることができました。天候に恵まれたことから、山頂からは周囲360度が見渡せて最高でした。

山頂からは周囲360度が見渡せて最高でした。

 車山山頂からの眺めを楽しんだあとは、再びビーナスラインを通って美ヶ原高原へと向かいました。今日は絶好のツーリング日和とあって、たくさんのバイクがビーナスラインのワインディング走行を楽しんでいました。

 そんな中、軽四輪車ダイハツコペンのツーシーターオープンカーが目立ちました。どうも全国から集まって来ているようで、コペン集会でも催されているようでした。

 そんなことを話しながら、美ヶ原大駐車場到着が午後の3時過ぎでした。本日も諏訪湖畔でもう一泊できると思うと、家路に急ぐ必要がないので、心にゆとりが生まれます。

 晴天に恵まれた美ヶ原高原は、放牧された乳牛たちを眺めながらゆっくりと時間が過ぎてゆき、いつまで居ても飽きることがありません。

晴天に恵まれた美ヶ原高原

 ここ美ヶ原でおよそ1時間過ごし、再び諏訪湖畔のホテルルートイン上諏訪に戻ることにしました。これで今回の北八ヶ岳ドライブツアーは、クライマックスの終わりを迎えようとしています。

 ホテルに戻ってかけ流し温泉大浴場で今日の疲れを癒すと、また例の夕食(不味い!)が待っています。でも、もしかして昨夕出された「味噌だし天丼」は我々の口に合わなかっただけかも知れないので、今夕は別のメニューから選ぶことにしました。

 そして、私の選んだのは「とろろ丼と冷そば定食」でした。食べてみると、お世辞にも美味しいとは言えませんが、何とか食べることができました。と言うことで、何を食べてもまずいということですね!

 ホテルルートイン上諏訪に「朝食・夕食付きプラン」が選択肢の一つにあるのだから、私たちのようにこのプランを選択した旅行者にこのような夕食を出すことは、ホテルのイメージダウンにつながると思わないのか不思議に思えてなりません。

 そんなことを思いながら部屋に戻って窓の外を見ると夕焼けが見えました。思わずカメラ片手に諏訪湖畔に向かいました。行ってみると、西の空一面を染めるほどの夕焼けにはなりませんでしたが、思い出の一コマとしてカメラに収めたのでした。


2017年6月4日(日) 晴れ
 今日も午前5時過ぎ起床。朝食前の諏訪湖畔ウォーキングを楽しみました。空気が非常に爽やかで少し肌寒く、フリースにウィンドブレーカーを着てちょうど良いくらいでした。

 きれいな湖畔の風景を楽しみながらのウォーキングはとても気持ちが良くて最高でした。今日もおよそ1時間歩いたのですが、全く旅の疲れもなく、またここに来たい気分になりました。

きれいな湖畔の風景を楽しみながらのウォーキング

 そんな少し後ろ髪を引かれるような気持ちのままホテルに戻っては、テレビのニュースを見ながら午前7時の朝食時間を待ちました。天気は今日も晴れで、この3日間晴天に恵まれたことに感謝、感謝です。

 そして、美味しい朝食バイキング!夕食と比べ物にならない朝食バイキングの美味しさは、また格別でした。事情により夕食を外注するなら、ホテルのイメージダウンにならないように外注先を選びなおしてほしいものです。そんなことを思いながら、再び夕食のまずさを思い出してしまった私でした。

 さて、今日の帰路は、I氏の提案にて「馬籠・妻籠」に立ち寄ります。そんなわけで朝食後、準備出来次第の出発としました。午前7時45分にチェックアウトし、まずは諏訪ICを目指します。

 高速に乗る前に燃料補給を済ませ、カーナビの案内に従って馬籠に向かいました。中央高速道は比較的空いていて、途中の駒ヶ根SAで休憩しながら恵那ICを経由して「馬籠」には午前10時15分に到着しました。

馬籠宿下入口までやって来ました。

 馬籠宿は非常にきれいに整備され、岐阜県の観光への力の入れようがうかがい知れます。ここで自分のお土産に「地酒と地ビール」を買いました。

 続いて、馬籠峠を越えては隣の宿場町である「妻籠宿」に向かいました。ここでは岐阜県側の馬籠にあったような無料駐車場は無く、止むを得ず1日500円の有料駐車場に車を停めるよりほかありませんでした。

 また、ここ長野県側の「妻籠宿」は岐阜県側の馬籠に比べて整備状態が悪く、長野県の妻籠に対する観光予算のかけ方の少なさが見てとれます。

 ちょうど正午近くになったので、ここ妻籠で昼食を摂って帰ることにしました。入ったのは「藤乙旅館」です。ここでは「とろろそば定食(ます甘露煮付き)」を食べました。和の風情いっぱいの広い旅館の座敷で頂く昼食は、とても美味しかったです。

 昼食に満足したところで、午後12時40分に再び恵那ICから帰路につきました。途中、養老、草津にてトイレ休憩を済ませ、最後は岸和田SAにて夕食(マグロ丼)を済ませて帰りました。

 山登りクラブ3人組による今回の「北八ヶ岳ドライブツアー」は、あいにく残雪に阻まれて北横岳山頂への挑戦は残念に終わったものの、入梅前の好天に恵まれた爽やかな信州の思い出深い旅となりました。そして、このおじいさんのお守り(^m^ )に同行してくれたW氏とI氏に感謝いたします。

お疲れ様でした! m(_ _)m

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