輪行/近江八幡2015

 前回(2014/07/27)、輪行の練習にここ「近江八幡」を訪れましたが、近江八幡駅を降りたとたんに大雨に遭い、止むなくあきらめた経緯があります。そのため、今回は天気予報で晴れの安定した日を選び、前回のリベンジを果たすことにしました。ポタリングは、商人の古い街並みと水郷の観光です。

ALBUM

<<<ポタリングコース>>>

2015年4月18日(土) 晴れ
 今日の天気は予報のとおり晴れで安定していて、最高気温も20℃とポタリングには最高に気持ちの良い日和です。近江八幡駅から商人の古い街並み観光へと向かう途中、時間も午前11時を過ぎており、午前6時には朝食を済ませている私のお腹はすでに空腹状態でした。ちょうど道沿いに「ガスト近江八幡店」があったので、先にここで昼食(チーズインハンバーグ定食)としました。

 昼食休憩を済ませて、さぁ!出発です。近江八幡駅の観光案内所でいただいた地図を頼りに商人の古い街並みに到着です。この辺りは歴史的建造物郡保存地区に指定され、多くの古い建物とともに当時のままの街並みが保存されています。この日は、海外からも多くの観光客が訪れていました。

地図を頼りに商人の古い街並みに到着です。

 続いてここ新町通りを北に直進すると「八幡堀」があります。「八幡堀は天正13年(1585年)に豊臣秀次(秀吉の甥)が八幡山に城を築き開町したことに始まります。秀次は、八幡堀と琵琶湖とを繋ぎ、湖上を往来する船を城下内に寄港させることで、人、物、情報を集め、さらに楽市楽座制を実施することで城下を大いに活気づけました。」とされています。【近江八幡観光物産協会HP引用】

新町通りを北に直進すると「八幡堀」があります。

 八幡堀にはいくつもの屋形船が往来し多くの観光客が風情ある乗船を楽しんでいました。

 その後、明治橋を右折して広い表通りに出ると道沿いに大きな鳥居が見えてきます。これは日牟禮八幡宮の鳥居で、この鳥居をくぐって奥に進むと日牟禮八幡宮と八幡山頂への八幡山ロープウェイのりばがあります。この日は大勢の観光客で常に駐車場が満車状態でした。

 鳥居を過ぎて「県道多賀」の交差点に出ると、ここに「水郷」への左折の案内表示が掲げられていました。一度は行ってみたいと思っていた「水郷」に今日やっとリベンジを果たすことができそうです。

「水郷」に今日やっとリベンジを果たす

 歩くとかなりの距離がありそうですが、そこは輪行なので、自転車だとおよそ5~6分で「水郷めぐり」の屋形船乗船場に着きました。ここへの私の目的は、屋形船に乗るのが目的ではなくて、その風情ある屋形船そのものを撮影するのが目的なのです。今日は大勢の観光客で賑わっていて、屋形船に乗船する人の姿も多数見られました。

 琵琶湖の東に位置するはずなのに「西の湖」と名付けられている湖の畔につけられたサイクリングロード「琵琶湖よし笛ロード」を走ってみたくて西の湖方面に進んでいくと、水郷にはたくさんの屋形船が通っていました。あまりにも近くを通るので、乗船している観光客が近すぎて写真撮影のできる状況ではありませんでした。そこできれいに咲き誇っていた芝桜を被写体にする私でした。

きれいに咲き誇っていた芝桜を被写体にする。

 遠くに浮かぶ屋形船を背景に写真撮影を楽しみながら「琵琶湖よし笛ロード」をゆっくり走りました。4月に入ってからは連日雨続きでしたが、今日は束の間の晴れの1日となり、風も爽やかでポタリングには最高の日和となりました。本当に気持ちが良くて、空気のきれいな西の湖の風景を眺めながらのポタリングは、ただそれだけで心が洗われる思いがしました。最高に幸せな気分になれます。

 また、このような風爽やかな季節に、もっとゆっくり時間をかけてポタリングしたい場所だと思いながら帰路につきました。帰りは、元来た「近江八幡駅」まで戻るには少し遠いので、一つ手前の「安土駅」から再び電車に乗って帰ることにしました。

 そして、「安土駅」に着いて気付いたのですが、ここは小さい駅舎のためエレベーターもエスカレーターもありません。やむを得ず、自転車を担いで階段にて帰りのホームに向かいました。輪行の場合は、エレベーターもしくはエスカレーターの設備が整っている駅舎かどうかを事前に調べておくことが重要でした。

 それでも、思い切って買ったブロンプトンのおかげで、輪行が更に楽しくなりました。

ブロンプトン最高!

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