大阪駅まちあるき2012

　お正月の慌ただしさが治まった3連休の中日を利用して、妻が去年から一度行ってみたいと言っていた「大阪市中央公会堂」にふたりで行きました。目的は、中央公会堂の建物内にある「レストラン中之島倶楽部」でランチタイム限定のオムライスを食べることです。

～大阪市中央公会堂を訪ねて～

2012年1月8日（日）
　この日は最高気温8℃で風が冷たく感じましたが、いつもの「電車 & ウォーク」ということもあって、それほど寒さは苦になりませんでした。午前9時23分発のJRで、まずは大阪駅へと向かいました。10時40分頃に着いたので、昼食にはまだ早いことから、構内のカフェで休憩後、昨年春に新しくなった大阪駅周辺（ステーションシティ）のまちあるきをして回りました。

　「大阪ステーションシティ」は駅を挟んで北と南のビルから成り、多数の商業施設が入店しています。この日は3連休ともあってか大勢の人が買い物を楽しんでいました。私たち田舎者には、少し疲れる光景です。

　その後、11時30分頃まで北ビル内の店を見て回り、目的の中央公会堂へと向かいました。中央公会堂は中之島公園のすぐ近くにあり、地下鉄御堂筋線に乗り淀屋橋で下車、歩いておよそ3分で着きます。

　淀屋橋北詰を右折して大阪市役所の前を通り、中之島図書館の隣が「大阪市中央公会堂」です。中央公会堂の歴史等詳細についてはHPをご参照していただくこととして、早速「レストラン中之島倶楽部」の店内へ入りました。お昼時とあって満席状態でしたが、我々が入ったときにちょうど空席ができました。そして、目的のオムライスを注文したのでした。

　大人気と評判の限定200食のオムライスは、オムライス党の私の口にも良く合い、とってもおいしくいただきました。妻もオムライス好きで、おいしさに納得したようです。それに、アンティークな照明等が気に入ったようでした。

　古い建築美をそのままに活かした洋食レストランは、再度訪れて、他のメニューも味わってみたいと思うほど素晴らしい雰囲気のレストランでした。

　そして、ここからウォーキングで再び大阪駅へと戻りました。途中、地下街を通って阪神百貨店から大丸へと通り抜けたのですが、人の波に押されて疲れてしまいました。

　そこで疲れを癒すために「甘いもんや」を探してみたら、ありました！大丸梅田店11階の茶寮「有里」がパンフレットに掲載されているのを見つけたのです。早速行ってみると、他のフロアに比べてもかなり空いていました。これでやっと人波から逃れられそうです。

　店内はほぼ満席状態ではありましたが、待つこともなく入れました。私は「抹茶パフェ」、妻は「宇治金時」を食べて、これで少しは疲れを癒すことが出来ました。

　疲れを癒して出てきた先には「東急ハンズ」がありました。妻の好きな小物類がいっぱい並んでいました。私も最初は一緒に見ていたのですが、途中でいいものを見つけました。それは、前から欲しかったサイフです。

　今までは、おサイフケータイとカードだけで済まそうと、お札と小銭とカード類をみんな別々にして、普段はケータイとカード入れだけを持って出かけていたのですが、まだまだおサイフケータイとカードだけでは支払いできないため、いちいちリュックサックからサイフを取り出さなければなりません。

　最近それが面倒になり、お札と小銭とカード入れがひとまとめになったサイフが欲しくなったのです。現金で支払うと釣銭の小銭入れが必要なので、これがイヤで、出来る限りイヤおサイフケータイかカード払いにしていました。

　早く全ての支払いがおサイフケータイかカード払い等のキャッシュレスで済ませられるようになったら良いと思うのですが、妻はまだアナログなので、現金払いでないと嫌います。いくら使ったのか分からなくなるらしいのです。パソコンでいつでも利用履歴を調べられるのに…。

　でも、未だオールデジタル化されていない以上、結局はアナログも必要となり、やむを得ずサイフもデジアナ用（現金とカード）が必要になった訳です。

　しかし、こんな中途半端な状況では余計に不便です。やはり全ての支払いがキャッシュレス決済にならないと意味がありません。そんなことを思いながら、様変わりした大阪ステーションビルをあとにして帰路に着いたのでした。

　そこで妻から一句「田舎者　大阪駅で　人に酔い」😂