京都・美山町2001
京都・美山町への正月旅行の思い出をご紹介します。 日本の原風景を残す「かやぶきの里」美山町北村。そこに住む心温まる人との出会いがありました。新世紀が明けて間なしの、平成13年1月2日から3日にかけての旅の思い出です。 ALBUM (2001年1月1日~2日) 2001年1月1日 電車 & ウォークにて、JRを利用して京都は和知駅まで行き、予定では、そこから美山町営バスを利用するつもりであったが、そこは町営バスとあって正月休みで運休。やむを得ずタクシーの旅と相成りました。運転手は愛想も良く「かやぶきの里」美山町の北村まで楽しく案内してくれたのですが、その料金に驚嘆! 現地到着が11時15分、昼食には少し早かったのですが、通りのお食事処「きたむら」に立ち寄り休憩することにしました。ところが、ここもまたお正月で休業!?北へ1km程行くと営業しているところがあると教えてくれました。 写真を撮りながら歩くこと40分、小さな民宿を見つけました。ちゃんと名前を聞いてなかったものだから、近くにいた女性の方に「食事したいのですが、ここでできますか?」と尋ねると、「私はここのものと違うのですが、聞いてあげる。」と、それでここはだめだからと、あちこちのお店へ電話してくれました。 しかし、結局どこもだめで、その奥さんは「もう私が家でおにぎりでも作ってあげる!」とまで言ってくれました。そして、最後に思い出してくれた1軒が美山町自然文化村「河鹿荘」という処、営業しているとのことでホッとしました。一時はどうなることやら…。 昼食後、また元の北村まで歩いて村内を散策。途中、野生のニホンザルの群れに出会いました。家の屋根にも登っています。私達が近づくと、急いで裏山へ逃げて行きました。 見学中、少し時雨れてきたこともあって、まだ時間的に早かったのですが、今夜の宿泊地である民宿「香妃」に携帯電話にて電話を入れ、迎えをお願いしました。ご主人は、とても気さくな方で、まだ時間があるからとワゴン車に乗せてあちこちへ案内してくれました。 民宿「香妃(こうひ)」、プレハブの質素な作りの建物ですが、そこに暮らすご夫婦の心温まるおもてなしには驚嘆と感激の連続です。 ご主人は遊漁釣師で、ご自分で釣ってきたサカナを料理しては、お客さんに振舞っ...